葉に手をあげろと言って服を脱がせてお風呂に入れてあげる瀬ヶ崎。「なんか落ち込んでんの?」と瀬ヶ崎が聞くと「漫画がとてもダメです」と答える葉。瀬ヶ崎は「え?そんだけ?」と言って耳元にキスを落とす。
お風呂から上がると瀬ヶ崎は葉にドライヤーをかけてあげながら、今は凪の状態でまた上手く行くだろうと励ましてやる。
瀬ヶ崎はベッドに座って、葉に来るように言う。家事もできてなくて怒られると思った葉だったが、瀬ヶ崎は一緒にお風呂も入れてお得だという。「ほら、早く来い」と瀬ヶ崎はベッドをぽんぽんする。
「今日お前がされるがままで気分良かった、もっと落ち込め」と優しく首元に手をやる瀬ヶ崎。「まるで本当に俺のこと好きみたいじゃん」と思う葉は自分から瀬ヶ崎にキスする。瀬ヶ崎は驚くが、葉は頬や首筋などに何度もキスしていく。
瀬ヶ崎は「しょうがねぇなぁ」と嬉しそうに笑って、葉の口もとを指でコチョコチョと擦るのだった。
漫画の仕事が上手くいかなくなった葉はかわいそうだが、いつも受動的な葉が瀬ヶ崎に積極的にキスするようすは甘えているようでかわいくてキュンキュンさせられた。
◆構成・文=牧島史佳
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