1980年代に大ヒットした海外ドラマ「ナイトライダー」のシーズン3が、10月1日(日)よりBS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて放送される。初回は夜9時からの2時間スペシャル、10月8日(日)の第2話以降は、毎週日曜夜10時からの放送となる。同チャンネルでは2022年10月より同作のシーズン1～4を順次公開しており、シーズン2は2023年4月から放送中だ。
「ナイトライダー」は、デビッド・ハッセルホフ演じる若きヒーロー“ナイトライダー”ことマイケル・ナイトと、人工知能の“キット”を搭載したドリームカー“ナイト2000”の名コンビが巨悪に立ち向かい、さまざまな事件を解決するカーアクションドラマだ。ナイト2000のスタイリッシュなデザインと、車が意志を持って喋るという斬新さ、手に汗握るカーチェイスが人気を呼び、大ヒットシリーズとなった。
同作の日本語吹き替え版では、マイケル・ナイトを歌手で声優のささきいさおが、キットを野島昭生が演じている。以前シーズン2の放送開始に先立ち、BS松竹東急のインタビューを受けたささきは、「僕がマイケル役に選ばれたのは、アメリカの若い男性、“ヤンキー”っぽさがあるからだって聞いた」と語っている。
さらに、「何十年も前の作品でメカの話だけど、登場するキャラクターのやりとりがおもしろい」「キットはメカの冷静さもありながら、演じている野島昭生くんの人間味が出ている」などと作品の魅力に触れ、「『ナイトライダー』は、僕と野島昭生くんにとって最高傑作なんじゃないかな」と振り返っている。今回放送となるシーズン3でも、声優陣の絶妙な掛け合いが作品をさらに盛り上げていく。
同作について、ネット上では「初めて見たときは、車が喋るという設定にとても驚いた」「次第にバージョンアップしていくナイト2000にワクワクした」、「変形する車体がカッコよくて夢中で見ていた」などのコメントが寄せられている。放送開始当時、斬新な夢のスーパーカーに胸を高鳴らせてテレビにかじりついたというファンも多かったようだ。
2022年に放送40周年を迎え、今なお色褪せることない本作。BS松竹東急の編成局・松野俊一氏は「見どころはやはり、主人公のマイケルが駆る“ナイト2000”でしょう！ 人工知能が組み込まれた、まさに『スーパーカー』。衝突してもびくともしないボディに、人間の言葉を理解し会話するキット。日本初放送当時、“喋る車”と人間の組み合わせが面白いと思った記憶があります」と見どころを語ったうえで、「放送当時を懐かしむもよし、新たな発見をするもよし、多くの世代の方に楽しんでいただけければと思います」とのコメントを残していた。
10月1日(日)放送のシーズン3第1話では、マイケルとキットが財団の同僚で友人であるボニー・バーストウと再会。彼らは、電子工学の天才科学者が監視攻撃衛星を盗み出そうとするのを阻止しようと奮闘する。