BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)の「ゴルフW」(毎週土曜20:00~)は、タレントの高柳愛実をMCに、女子プロがペアを組み、戦いの舞台となるゴルフ場のメンバーペアと真剣勝負をくりひろげる。9月9日の放送回では、茨城県の「アスレチックガーデンゴルフ倶楽部」メンバーの柿沼美佐子さん弓野美恵さんが女子プロペアに挑戦。迎え撃つ女子プロゴルファーは、レギュラーツアー7勝・レジェンズツアー2勝の西田智慧子プロ&2014年プロテスト合格の佐伯朱音プロ。2連勝と絶好調の女子プロペアは3連勝目を飾れるか、前半戦の振り返りをリポートする。
ゴルフW番組ルールでは、9ホールストロークプレーで対決。女子プロペアは全ホールを2人でティーショットし、どちらかのボールを選んだ後は第2打以降、交互にプレーをする。対するメンバーペアは、ホールアウトまでスクランブル形式。ベストポジションから常に2人でプレーする。メンバーペアが勝利した場合は豪華賞品をプレゼント。引き分けまたは女子プロペアが勝利した場合は視聴者プレゼントとなる。
1ホール目はアスレチックガーデンGC・10番ホール(Par4)。ティーショットを両ペアが打ち、2ndまでの移動中に緊張したときの秘訣を聞かれ、「手打ちにならないように、お腹から先に打つこと」という佐伯プロのアドバイスも。どうやら女子プロペアは負けるわけにはいかないプレッシャーもあり緊張していた様子だったが、このホールはプロならではの安定したアプローチで危なげなく女子プロペアはパー、メンバーペアはボギー。女子プロペアが一歩リードの幕開けとなった。
2ホール目は11番ホール(Par4)では、女子プロペアは西田プロのティーショットを採用し、佐伯プロが2ndショットを担当するも予想以上のアゲインスト(向かい風)にあおられて飛距離が出ず、まさかのバンカー。メンバーペアは2ndショットでグリーンオンし、確実にパーを取り、女子プロペアに追い付く。
勝負が振りだしに戻り、12番ホール(Par4)へ。女子プロペアの2ndショットが林に入ってしまい、リカバリーでも苦戦し、大きくスコアを落とすことに。メンバーペアに差をつけられる展開に。続く、13番ホール(Par3)はティーショットで、佐伯プロとメンバーペアがグリーンオン。両ペアともにバーディチャンスとなるが、バーディパットを外し、両ペアともパー。
5ホール目の14番ホール(Par4)に差し掛かるところで放送回は終了。前半戦は女子プロペアが上手く噛み合わず、差を広げられる展開に。なんとかここから巻き返しを図りたい女子プロペア。後半戦(9月16日放送)ではプロの意地を見せることはできるのか。
ゴルフ大会の中継では見られない、プレイヤー同士のわきあいあいとした会話が同番組の魅力。ティーショット後に、プロの視点でのアドバイスや、スイングのリプレイが毎ホールごとしっかり押さえられている。また、プロ同士がアプローチの考え方や距離に応じたクラブ選びなど戦略を相談する会話も見どころ。対戦形式をカジュアルに、一緒に回っているような感覚で見ることができる。ゴルフに挑戦してみたいがコースデビューはまだ、という人にとっては楽しみながら学べる新感覚ゴルフ番組となっている。
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