S2では、ソウル予選も初開催。3次審査に参加するのは、JYPの練習生8人だ。S1でも、日本での予選に当時JYP練習生だったマコ、リマ、ミイヒが参加してNiziUのメンバーに。今回も期待が高まる。まず登場したのは、練習生歴1年1カ月の三浦颯大。メインボーカル志望と言う彼は、2歳の頃からずっと歌っていたほどの歌好きで、歌唱力には自信がある様子。今日初めてJ.Y. Parkの前で歌うそう。練習生になっても、彼に歌を聴いてもらう機会はめったにない事なのだ。清水翔太の「君が好き」を歌い出した途端、J.Y. Parkは「コレだ!」という表情になり、その後も心地良さそうに彼の歌を楽しんでいた。歌い終わった途端、スタッフから大きな拍手が起き、J.Y. Parkも思わず拍手。「ひとまず、ダンスが下手でも、選びます」と早々に合格を告げた。
続くダンス審査では2PM「My House -Japanese ver.-」を。「ダンスも優れていますね。期待してなかったのに…(笑)。単純に振付をやっているのではなく、その奥の感情まで表現していたのが印象的」と高く評価した。そして、「ボーカルも声自体が魅力的で、響きがある。表現が本当に繊細」と絶賛し、キミの夢のように、メインボーカルになる可能性が高いです」と、太鼓判を押した。
2人目は、練習生歴2年7ヶ月の植村朋哉、16歳。4歳の誕生日に父親から貰ったマイケル・ジャクソンのDVDを観て、カッコいいと思ったのをきっかけに、ダンスを習い始め、様々なジャンルのダンスをこなす。小3でダンスの全国大会で優勝したのを皮切りに数々のコンテストで上位に入賞している実力者だ。
「My House -Japanese ver.-」を彼の感性で情感たっぷりに歌い、「Without U -Japanese ver.-」では、感情をこめて自作したというオリジナルの振付を交えてダンス。またもやスタッフから拍手が起き、J.Y. Parkも「素晴らしいですね!」と絶賛。ダンス審査の時に、ステージギリギリまで前に来て踊った事について、「「自信が無いとできない事」と褒め、「その時にスター性に気づきました。そのスター性だけで、スターになれる可能性があります。自信が溢れているけど、わざとらしくない」と褒め、「本当に実力があるけど、もっと余裕を持って踊るべきです。理由は要らない。もうスターです。表情、スタイル、ダンス、ボーカルのスキルから、もうエースになれると思います」と最高の評価を与えた。
第1回の配信はここまで。既に才能ある参加者が続々と登場し、今回のオーディションはハイレベルの戦いになる事は間違いないだろう。「Nizi Project Season 2」の様子は、毎週金曜日22時にHuluで独占配信中。また「Nizi Project Season 2」の特集が朝のTV情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)で毎週水曜日に放送される。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部
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