EXITが木曜MCを務めるニュース番組「ABEMA Prime」(毎週月~金曜夜9:00-11:00、ABEMA NEWSチャンネル)の9月14日の放送回では、忙しすぎる現代社会に問題提起するために、11月に初めて韓国で開催される、90分ものあいだ何もせずに「ぼーっとした状態を継続すること」を競う「ぼーっとする大会」を紹介した。効率よく時間を使う“タイムパフォーマンス”が重視されるなかで、“ぼーっとすること”の意味を考えた。
ゲストからの「同時にいろんなことをやってしまう。YouTubeを2倍速で見ながら、スマホでTikTokを見て、洗濯機を回すこともある」との話に、兼近大樹は「僕は作品を倍速で見ないし、YouTubeとTikTokを一緒に見ることはない」と続けて、「作品が伝えたいテーマを考えたり、『こんな展開になるのかな?』『これが伏線だったのか』と想像しながら楽しむことが好き。このイマジネーションの時間をとおして、作品の情報をインプットしたり、自分の人生や仕事に生かせることをひらめいたりする」とした上で、「“ながら見”や“倍速視聴”に慣れてしまうと、ひとつひとつの物事に向きあうことができず、深掘りすることができなくなる気がする」と持論を語った。
最後には、物は試しと90秒の“ぼーっとする時間”にチャレンジすると、スタジオは前代未聞の静寂に包まれ、りんたろー。は口を開けた状態で脱力した一方、兼近は集中できず、笑みを浮かべていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)