ABEMAにて日本語字幕付き独占無料配信されている、「HYBE×Geffen Records」開催のグローバルガールズグループが誕生するオーディション番組「The Debut:Dream Academy」の9月16日の放送では、出場者の最初の試練となるMISSION1“SHOW CASE”の結果が放送され、番組初となる脱落者2名が発表となった。
「The Debut:Dream Academy」は、HYBEとGeffen Recordsによるアメリカを拠点とするグローバルガールグループのメンバーを決める番組で、出場者たちは、3つあるミッションラウンドごとにダンス、ボーカル、チームワーク、コンセプトなど、与えられたミッションを遂行していき、グローバル視聴者投票と審査員評価を総合した結果をもとに、次のラウンドへの進出可否が決まる。最終デビューメンバーは、11月18日(土)にABEMAにて生中継される「ライブフィナーレ」で明らかになり、今後、グローバルに活動していくガールグループのメンバーとしてデビューすることになる。
また、「The Debut:Dream Academy」では新たな取り組みとして、通常2時間ほどのオーディション番組が多いところを、全世界の視聴者のコンテンツ消費トレンドにあわせて、2分から3分程度の100本以上の短尺動画を各SNS上で続々と公開していくかたちをとっており、ABEMAでもすべてのエピソードが配信されていく。動画ではパフォーマンスはもちろん、ミッションを準備する過程や後日談など、ひとりひとりのパフォーマンスや人柄をよりクローズアップし、楽しめる内容となっている。
出場者の最初の試練となるMISSION1“SHOW CASE”の結果発表の様子が放送され、出場者20名のうち最終スコア上位6名は脱落を回避でき、残りの14名は脱落の対象になる。そして投票結果と追加基準でMISSION2に進出する12名と脱落者2名が決定する。
出場者20名はレッスン場に集まり、1年半以上にわたり練習生たちを見てきた、ジョイントベンチャー「HYBE x Geffen Records」社長のミトラ・ダラブ、エグゼクティブクリエイターのソン・ソンドゥク、A&Rのチャーリー・クリスティが審査する映像を見守る。審査では「どんなスタイルのふりつけでもとても上手」と絶賛される出場者もいれば、「ソロの歌手がチームにあわせようと努力しているように感じる」とするどい指摘を受ける出場者もいる。
そして、BLACKPINK「Pink Venom」の楽曲でダンスパフォーマンスをしたチームの評価では、ソン・ソンドゥクが日本人出場者のヒナリに対し、「私にはヒナリが目に入ってきませんでした」と話す。その理由として「私が思うにパートの問題ではなく、正直、パフォーマンス自体についていけてなかったようです。スキルや元気さ、自信など多くの面で、まだ実力不足でした。ほかの参加者にくらべると存在感がイマイチでしたし、ほかのメンバーが一生懸命、引っ張っている感じがずっとしていました」とのコメントに、ヒナリは不安そうな表情で、審査の様子を見つめる。
いよいよMISSION1の最終投票結果の発表となり、まず脱落を回避できる上位6名が発表された。1位で名前を呼ばれたのは韓国出身のナヨン、そして2位はフィリピン/アメリカ出身のソフィア、3位はブラジル出身のサマラ、4位はスイス出身のマノン、5位はアメリカ出身のララ、6位は韓国出身のユンチェという結果で、日本人出場者のメイは12位、ウアは13位、ヒナリは15位にランクインした。
その後、才能、努力、熱意、潜在能力、視聴者の意見をすべて合算し、MISSION2に進むことができる12名の発表となる。出場者同士で手をにぎりあうなど緊張が高まるなか、次々に名前が呼ばれていき、最後に残ったのはスロバキア出身のアデラ、ベラルーシ出身のイリヤ、そして日本人のヒナリの3名から、イリヤの名前が呼ばれ、アデラとヒナリの2名が番組初の脱落となった。
そして、脱落となってしまったヒナリとアデラのインタビュー映像が9月17日に公開された。ヒナリは「人生で、ぜったいこれからできないような貴重な経験」「ほかの練習生たちとの交流だったり、今までのK-POPアーティストさんの、こういうふうに苦労してきたんだなっていうのがわかった」と話し、「いちばんの応援者として、世界にみなさんが出るのをずっと楽しみにしています。ずっと応援しています」とこれからMISSION2に進んでいく18名の仲間たちへエールを送った。
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