Niziキューブがもらえない参加者が続出のダンス・レベルテストは緊張MAXに<Nizi Project Season 2>

2023/09/20 18:00 配信

バラエティー 音楽

『Nizi Project Season 2』第4話より (c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment

国民的ガールズグループとなったNiziUを生んだ、JYPエンターテインメントと日本のソニーミュージックの日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」。そのシーズン2(以下、S2)が、現在Huluにて独占配信中。第4話では、前回に続き、地域予選を通過した20名が、日本合宿でダンス・レベルテストに臨む。その様子を考察と共に振り返る。

『Nizi Project Season 2』(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment

「I can We Can ソケン!」


20名は、5泊6日の合宿期間中に、ダンス、ボーカル、スター性のレベルテスト、そしてチームミッションに臨み、合格の証であるNiziキューブ獲得を目指す。次の関門となる韓国JYPセンターでのトレーニング合宿に参加するには、ダンス、ボーカル、スター性、そして姿勢の4つのNiziキューブを揃えなくてはならない。絶対評価の為、韓国合宿に行ける人数は決まっていない。

最初のダンス・レベルテストでは、ミラク、ショーン、エイジ、と、3人連続でキューブを獲得。残る17人がプレッシャーを感じる中、ケン(蘇建)が呼ばれた。東京在住の15歳だ。「こんにちは。I can We Can ソケン!」と挨拶して、ダジャレにウケまくるJ.Y. Park。これは自己紹介の時に、彼が必ず言うキャッチフレーズ。参加者内でも流行り、思わず口にしてしまうほどだった。

ケンは3次審査の時、Stray Kidsの「神メニュー -Japanese ver.-」を踊り、J.Y. Parkに「他の参加者に比べて実力が足りなさすぎ」と厳しい評価を受け、“保留”になった参加者。だが、彼の可能性に賭けて後日合格となった。そして、J.Y. Parkに「切実な心で本当に一生懸命練習してください」と言われた事を胸に、毎日精いっぱい練習して日本合宿にやって来た。

ダンス・レベルテストの曲は、Rainの「Switch to me」。これは、RainとJ.Y. Parkのコラボソングだ。一生懸命、全力で踊るケン。だが、J.Y. Parkの評価は、「本当に下手です」。「この中で一番下手」「どうして(その場で結論を出さずに)保留にしたのか、わかりますか」と厳しい事を言いながらも顔は笑っている。J.Y. Parkはケンの可能性を信じているからだ。「力とスピードが素晴らしい」と褒め、やっとケンが笑顔になった。

そして「この曲のダンスの基本的なフィーリングを、しっかりキャッチしてきましたね。体の動きにセンスがあるという事です」と、ケンがスポーツをしてきた事が役立ったと評価した。だが、キューブを獲得する事は出来なかった。

日々の練習で成長したつもりだったのに、「一番下手」と言われて残念な気持ちになりながら席に戻ったケンに「スゴかったよ」「お疲れ様」と口々に声をかけて励ます参加者たち。2日目で既に友情が芽生えていた。

元練習生のユウの評価は…?

『Nizi Project Season 2』第4話より ユウ(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


次は、ユウ(富安悠)。他の事務所で練習生経験のある参加者だ。予選時にJ.Y. Parkから受けた「ダンスのラインが美しくない」という指摘を課題にして、1つ1つの動きを鏡でチェックしながら練習してきた。曲はStray Kidsの「Hellevator」。ハイレベルな振付を次々とキメる悠に、参加者たちは感嘆。J.Y. Parkもところどころ頷きながら見入っていた。そして、パフォーマンスが終わると大きな拍手が。

指摘したダンスのラインは直った、と褒めるJ.Y. Park。だが、「全編力を入れて踊るのではなく、軽く踊る所も必要」と新たな指摘を。そして、エイジ同様、ユウも猫背で踊っている事を注意された。「でも、体のコントロールが素晴らしい」と良い点も伝えたが、キューブは獲得できなかった。

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