Niziキューブがもらえない参加者が続出のダンス・レベルテストは緊張MAXに<Nizi Project Season 2>

2023/09/20 18:00 配信

バラエティー 音楽


■やっと聞けた「来てください」

『Nizi Project Season 2』第4話より  ソウダイ(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment


休憩を挟んで重苦しい雰囲気が少しやわらいだ再開1人目は、JYP練習生のソウダイ(三浦颯大)。ソウル予選でJ.Y. Parkに「メインボーカルになれるかも」と歌唱力に太鼓判を押され、ダンスも上手いと褒められたが、本人はダンスに自信が無く、前夜から極度の緊張状態に。彼が選んだ曲は2PMの「Make it」。「今までは振付のコピーをするだけで、歌詞の意味や感情表現についてあまり考えていなかった」と言う彼。だが、自分の表現をする事の大切さに気づき、歌の内容をよく理解して練習し、「自分がしてきた事は間違ってない」と、自信を復活させてレベルテストに臨んだ。

最善を尽くして踊った彼に、大きな拍手が贈られ、「スゲェ」とつぶやく参加者も。そして、J.Y. Parkも「本当に良かったです」と称賛。「まず、練習量が感じられます。動き1つ1つについて、どれだけたくさん悩んだのかが感じられます」と、彼の努力にももちろん気づき、ダンスの正確さや速さ、ラインの美しさも褒めた。感情を込める事は大切だが、すべてに込める必要は無く、抜くところも大事だとアドバイスした後、「来てください」。やっと新たなキューブ獲得者が出た。

『Nizi Project Season 2』第4話より  コウヘイ(c)Sony Music Labels Inc./JYP Entertainment

続いて、静岡のコウヘイ(永塚康平)。卓越した感情表現を評価された参加者だ。彼が選んだのはStray Kidsの「My Pace -Japanese ver.-」だが、同じ選曲の参加者が何人もキューブを獲得するのを見て、プレッシャーが襲う。緊張と戦いながら踊る彼をJ.Y. Parkはとびきりの笑顔で見守り、終わった途端に「来てください」。そして参加者たちに「コウヘイくんは、振付に思いきり感情を乗せています。その理由は、振付をただ完璧に覚えるのではなく、身につけたから」と説明した。そして、強弱、緩急の区別が完璧だと絶賛。あれほどの緊張を悟られず、「余裕があった」とまで言わしめた彼の精神力も評価に値するだろう。

■参加者に一目置かれるトモヤ

ソウダイ、コウヘイに続いてキューブを獲得する為に、トモヤ(植村朋哉)が登場。3次審査で、圧倒的なスター性を評価されたJYP練習生だ。初日の自己紹介の時にも、「先にやりたい人は?」と問われて、彼は真っ先に挙手。J.Y. Parkにその情熱を褒められた。

彼の選曲もStray Kids「Back Door -Japanese ver.-」。ソウル予選で「余裕が無い」との指摘を受け、楽しんで踊れるように心がけて、彼も毎日12時間の練習を続けた。「JYP練習生なんだから、上手くやらなければ」などのプレッシャーを感じた時期もあったが、「自分らしくやろう」と気持ちを切り替え臨んだレベルテスト。審査するトレーナーたちからも「彼が一番だね」との声が上がるほどの会心の出来だった。J.Y. Parkも、指摘した点を改善できていた、と評価。そして、ダンスの転換の速さも称賛した。「最近のダンスは、動きの転換が本当に早いが、それは、感情の転換でもある」と、参加者に説明するJ.Y. Park。そしてトモヤに「動きに余裕は出てきたけど、心の余裕はまだ。次は心まで余裕を持って」とアドバイスし、キューブを与えた。

J.Y. Parkの審査は、良し悪しだけじゃなく、次に繋がるアドバイスやポイントも伝えてくれるところが素晴らしい。次回は、気になるダンス・レベルテストの順位発表。そしてボーカル審査が始まる。

オーディション番組『Nizi Project Season 2』は毎週金曜日22時に新エピソードが追加され、Huluにて独占配信中。また「Nizi Project Season 2」の特集は、朝のTV情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)で毎週水曜に放送中だ。

◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部

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