松村沙友理“万さん”が描く、樋口幸平“瀬ヶ崎”と増子敦貴“葉”をモデルにした漫画に興味津々<体感予報>

2023/09/21 18:55 配信

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瀬ヶ崎(樋口幸平)と葉(増子敦貴)「体感予報」第5話より (C)「体感予報」製作委員会・MBS

樋口幸平増子敦貴(GENIC)の2人がW主演を務めるBLドラマ「体感予報」(毎週木曜深夜1:29~ほか、MBSほか)の第5話が9月14日に放送された。万さん(松村沙友理)が、漫画の仕事を失った葉(増子)に、瀬ヶ崎(樋口)と葉をモデルにした漫画の制作を持ちかけるシーンが描かれ、葉の未来もさることながら、その漫画の内容に興味をそそられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

「体感予報」とは


同ドラマの原作は、鯛野ニッケによる同名のBL漫画。コミックシーモアなどで累計DL数1000万を突破、さらに「BLアワード2023」コミック部門1位、「電子コミック大賞2023」BL部門など、数々の賞を受賞している。

本ドラマは、恋心をこじらせた不器用な二人の同居生活、度々起こる2人のささいなすれ違いを描く物語。爽やかイケメンとして人気の気象予報士だが、裏には家事全般からその他諸々の世話を葉にさせるような、超俺様で暴君な本性を隠し持っている瀬ヶ崎瑞貴を樋口が、世話になっている瀬ヶ崎の言いなりで、少し気弱な面を持ち合わせている売れないエロ漫画家・棚田葉を増子が演じる。

メイン監督はBLドラマ「オールドファッションカップケーキ」を手掛けた加藤綾佳が担当し、原作者の鯛野ニッケによるオリジナルエピソードを加えた全8話で展開される。

漫画の仕事を失くした葉は、万さんに話を聞いてもらう


なかなか芽が出ないエロ漫画家・葉の衣食住を、イケメン気象予報士として人気の瀬ヶ崎が保証するという約束で始まった同居生活。しかし、この生活には「瀬ヶ崎の言うことを全部聞く」という条件が付いていた。

編集部から連絡が来て漫画の仕事を絶たれ、実質無職となってしまった葉。瀬ヶ崎の天気予報番組を見て、自分と釣り合うわけないと落ち込む。

カフェで万は「超ハイスペな彼ぴに愛され過ぎて辛ンゴ~!こんな私じゃ釣り合わないよ~え~ん!って言ってる?」と嫌味を言う。「言ってない、無職がキツいだけ」と反論する葉が「漫画辞めて就活とかしたほうがいいかなぁって」と言うと、万さんは「もったいない、デビュー早々に世間に求められて華々しく活躍してる漫画家なんて一握りだぞ。甘ったれんな!思いあがんな!」と一蹴する。

「とりあえず手持ちのお金がないからバイトしないと…」と葉が独り言を言っていると、万さんはバッグから漫画のラフを出して、葉に見せる。

そこには「推しカレ!」というタイトルと男性2人が寄り添うイラストが描かれていた。