3人目はミラク。今日も韓国語で挨拶した。その理由は、J.Y. Parkや韓国のアーティストが、日本語で話して気持ちを伝えようとしてくれる事が嬉しかったから。だから上手くなくても韓国語で話す事によって、気持ちが伝われば…という想いで、準備したのだそう。彼の選曲はStray Kidsの「SLAMP -Japanese ver.-」。バラードでは他の参加者との差が明らかになってしまうので、バラード以外でも気持ちが伝えられる曲、という事でこの曲を選んだとの事。
この曲は元々は8人で歌うため音域も広い上にラップもある高難易度の曲。いきなり1オクターブ上がる所もある。だが、「思っていたより良かった」と、J.Y. Park。感情がこもっていた事も高評価で、「歌(の実力)について可能性がある」と告げた。だが、彼もキューブを獲得する事はできなかった。
スタートから3人連続でキューブを貰えない中、ソウダイが挑戦。地域予選の際、メインボーカルの可能性がある、と称賛された歌の実力者だ。今回は清水翔太の「HOME」を熱唱。幼いながらも1人で韓国に渡り、JYP練習生として過ごす自分と歌詞の内容がリンクしたと言うソウダイ。歌い始めた途端、目を閉じて聴き入るJ.Y. Park。参加者も審査するトレーナーもうっとり。大きな拍手が沸き起こり、終わると同時に「来てください」。遂に合格者が表れた。
「1つ直すべきところは、高音になる時に“高い音だ!”と先に考えてしまい、喉に力が入ってしまったところ」とJ.Y. Parkに指摘されたソウダイ。彼は、練習の時、常に高音の部分を心配していたが、それが如実に表れたようだ。「それ以外は、全っ部良かったです!」と最高の称賛を得た。
ソウダイの他にもまだまだ歌の実力者が控えている。この勢いのまま、合格者が続くことを願いながら第6回目に続く…。
オーディション番組『Nizi Project Season 2』は毎週金曜日22時に新エピソードが追加され、Huluにて独占配信中。また「Nizi Project Season 2」の特集は、朝のTV情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)で毎週水曜に放送中だ。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部
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