――他に、「ここは絶対に見てほしい」というこだわりのポイントはありますか?
こだわりと言いますか、写真集の中で、自分のプライドというか、ポリシーを捨てたことが1つあって。それは、柄物や色物の服を着たことです。普段から黒い服を着てばっかりで、グラビアとかでも無地の衣装がほとんどなんですが、今回の写真集では黒や白も着つつ、柄物の衣装もすごく多いんです。
――これまでにない、新しい挑戦だったんですね。
そうですね。実際、衣装合わせの時は、「いや、これ私に似合わないだろうな」って、すごく不安でした。でも、2nd写真集ということもあって、いろんな夜道雪を見せたいという強い気持ちがあったから、ためらいながらも着てみたんです。そしたら、「意外と似合ってるんじゃない?」ってなって。今まで挑戦してこなかっただけで、意外にも良かったんじゃないかって発見でした。自分の殻を破れたというか、新しい自分を見れたような気がして、やって良かったなって思います。
――とっても似合っていますよね。すごく可愛いです。特に思い出に残っている撮影のシチュエーションはありますか?
ありがとうございます!そうですね。とにかくいろんなシチュエーションで撮ったんですが、やっぱりバイクのシーンはすごく楽しかったですね。私の代表作であるアニメ「スーパーカブ」になぞらえて、小熊ちゃん風の格好をして聖地で写真を撮れたのは、本当に嬉しかったです。
――そこから、脱ぎ始める…みたいなストーリー(構成)もよかったですね
そうです。なんか子供らしいところから急に、みたいな(笑)。
――柄物衣装への挑戦のほか、今回初めて挑んだことはあったりしましたか?
この作品を"夜道雪の人生の代表作品にするぞ”っていうくらいの気持ちで挑んでいたので、制作が決まった時から、もうずっとビールは我慢してきました!
――声優のお仕事に加えて、グラビア、歌手、YouTuberと多岐にわたって活動されています。今回の写真集も含め、夜道さんにとってグラビアのお仕事は、どういったモチベーションがあるのでしょうか?
一番は、発売された時や公開された時の皆さんの反応がすごく楽しみ、というところですかね。周りから、「声優なのにここまでやるの大変そうだね」って言われたりすることもあるんですが、全然そうではないんです。私自身、いろんなものに挑戦していきたい気持ちがあるのと、今が1番若いので、そんなベストな状態の今の私を写真に残しておきたい、という気持ちもあります。それをみんなに見てもらえること、どういう意見でも目に止まるっていうことはすごく嬉しいことですね。
――いろいろなことへの興味や挑戦しようとする思いの源泉はどこにあるんでしょうか?
自分自身の中に”夜道雪像”みたいなのがあるんです、矢沢永吉さんが言う「"YAZAWA"はどうかな?」みたいな感じで、「”YOMICHI”はどうかな?」みたいな。すごく生意気なことを言うと、”夜道雪らしいこと”をしたいなっていうのがあるんです。単に声優とか、単にYouTuberじゃなくて、”夜道雪”そのものをコンテンツとして盛り上げていきたいと考えています。「恐れ多いですが、矢沢永吉さんのようなスターだと思い込んで活動していきたい、って事です!(笑)」
――なるほど。すべては”夜道雪”というコンテンツを盛り上げるために必要な要素なんですね。
そうです。なんでも挑戦するのが、夜道雪だと思うし、グラビアとかコラムとかYouTubeとか、何をするにしても、とにかく自分自身で”夜道雪”っていう人物を作り上げていきたい気持ちがすごくあります。
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