メンバーからは「すごい!」「素晴らしい!」という声が上がり、大橋は「実体験を経てのスピーチやったからすごい僕ものめり込んだ。そういえばそういうこと俺もあったな、と思って。一緒に東京に出てきたので、すごく心に響きました、流星の言葉がひとつひとつ」としみじみ。高校生たちからも「身近に感じられたスピーチだった」「今日家に帰って、お母さんにしっかりとお礼言います」という感想が寄せられていた。結果、大西は1位を獲得した。
実体験を基に具体例を出しながら高校生に思いを伝えた大西。どんなに良い言葉を並べても、そこに「熱」や「説得力」がなければ人の心には響かないが、大西の言葉にはその両方が存在していた。大西は最初に「友達の話を聞いてるぐらいの感覚で聞いてください」と前置きしており、この入りで高校生たちは構えすぎず素直に大西の言葉を受け取れたように思う。
また、大西が経験した実体験は、大西が高校生たちと同じ年齢の頃に経験したこと。高校生にとって大西は、自分たちよりも少し年上のお兄さんといったところだろう。そんな大西が実体験を挙げて現在感じている気持ちを素直に話したことで、高校生は今置かれている自分の状況や、少し先の未来に自分を重ね合わせ、想像したはずだ。大西が高校生の目線に立って、自分の経験や気持ちを素直に明かしているところが印象的な回だった。
大西の等身大のスピーチはSNSでも好反応が多く「目頭熱くなった」「高校生に響きやすい内容」「話し方が友達みたいな感じで良かった」「心に響くスピーチ」「具体的だしわかりやすい」などの声が数多く集まっている。
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