9月18日放送の「鈴木拓とマルコスの釣りわっしょい!」(毎週月曜 夜8:00-9:00、BSJapanext)では、前回の放送に引き続いてアマゾンが舞台。鈴木とマルコスがまだ見ぬ神秘の魚を求めて異国の地での釣りに奮闘し、カショーロやイシモチなどを釣り上げて盛り上がった。
お笑いコンビ・ドランクドラゴンのツッコミ担当である鈴木拓。”芸能界イチの釣り好き”と称されている鈴木の釣り歴は、なんと30年にも及ぶ。そんな鈴木と“怪魚ハンター”としてYouTubeで活躍するマルコスがコンビを組んだ同番組。9月11日からは、鈴木の“10代からの夢”であったアマゾン釣りに挑戦する新企画がスタートしている。
ちなみにマルコスは同番組のロケ直前、アマゾンでおこなわれた「第2回グレートアマゾン世界大会」に出場するも無念の10位。悔しい結果の鬱憤を吹っ切って、このロケに挑んだ。
今回の放送で2人が釣りをしているのはブラジル・ゴイアス州のアラグアイア川。時刻は午前9時を回ったところで、2人はまず得意なルアーで小手調べをしていくことに。それぞれが手を動かし始め、アマゾンでの釣り旅がスタートした。
ロケ直前にアマゾンの洗礼を受けているマルコスは、リールを上下に激しく動かし続けるジャーキングで獲物を狙っていく。一方鈴木は「こんなの釣れるわけねえって思ってるのかな、ガイドの人は」と開始早々ボヤいていた。初挑戦となるアマゾン釣りで、少しナーバスになっているのかもしれない。
音を立ててリールを巻いたり、エサを頻繁に変えたりと“変なこと”ばかりする鈴木。しかし本人的には「釣れるときはマルちゃんに釣ってもらう。俺は日本から”変なこと”をしに来た」と楽しそうなようすだ。しかし時間が経てどもなかなか収穫がなく、2人はいつしか無言に…。船体にぶつかる波の音と、ルアーを投げる音が静かに響き続ける。
そんななか、「もう少し左を狙ってください」と地元のガイドから受けたアドバイスに従ったマルコスが初ヒット。「ビクーダ」を釣り上げた。大きさは”ビケーニョ”(小さい)だったがマルコスは、「ビケーニョビクーダ」と連呼。釣り上げた本人以上に嬉しそうな笑みを浮かべていた。そんな鈴木に乗せられたのか、マルコスも「わっしょい!!」と声を合わせてアマゾンの地で喜びを分かち合う。
場所を移動した一行は、新たなポイントで再び釣りを始めた。いまだヒットが出ていない鈴木が、突如として「うおお、なんか痛いなと思ったらなんか居たよ、怖いよ〜」と大きな声を上げる。虫に刺されてしまったようで、ノーヒットのままということもあり踏んだり蹴ったりという印象だ。
しばらく2人が雑談をしていると、マルコスに2匹目のヒットが訪れた。「誰?誰?」と言いながらルアーを引き上げるマルコス。2匹目の魚は、イシモチだった。1匹目と同じように、2人は釣り上げた魚を見ながら喜びの「わっしょい!」を叫ぶ。
しかしそんな雰囲気も束の間、マルコスは「拓さん、パス」と釣り上げたイシモチを鈴木に託した。イシモチを託された鈴木は「パスじゃないのよマルちゃん、ちょっと何なのよ」と言いながらも、捕まえたイシモチを竿から外してマルコスに渡してあげる。鈴木の面倒見の良さがにじみ出たシーンだ。
大会の熱が冷めやらぬのか、マルコスは釣り上げたイシモチを見て「これは40点やな」とポツリ。すると鈴木はすかさず、「マルちゃん、グレアマは終わったのよ。あとはマルちゃんが好きなように釣りをして欲しいのよ」と優しい言葉をかけていた。
2匹のヒットを記録したマルコスとは対照的に、まだヒットが出ていない鈴木。やはり異国の地では日本と感覚が違うのか、「俺の思ってる釣りとだいぶ違うわこれ」とぼやき始める。敏腕ガイドさんやマルコスから釣り方を教えてもらい、ヒットを狙う。
一行が次のポイントへ向かうと、間もなく鈴木に念願のアマゾン初ヒットが訪れた。マルコスが「頑張って、拓さん」と熱い声援を送る。ルアーを引き寄せると、なんとそこにはカショーロの姿があった。
釣り上げたカショーロをルアーから外すと、鈴木は「カショーロ!わっしょい」と喜びの声を上げる。鈴木はカショーロを「見てこの歯!」と嬉しそうに近づけた。「噛まれて」とマルコス節が飛び笑いを誘った。
狙っていたカショーロを釣ることができた鈴木は大興奮。念願のアマゾンで、念願のカショーロを手に、歓喜の「わっしょい」を見せてくれた鈴木の笑顔は眩しかった。
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