今回のアマゾン編では、普段の釣りテクニックが通用しないことからしばらく静かなシーンが続くことが多い。だがそれも当然。マルコスはともかく、鈴木はまったく環境が異なる新天地での釣りに挑戦しているためだ。
これまで培ったテクニックや常道だけでなく、現地ガイドから教わったすべてを駆使してヒットを導くしかない。番組としては多くのヒットで快哉を叫ぶ派手な映像の方が楽しそうだが、だからこそ今どきでは珍しく思えるほどの“ガチ”さを感じるのが「釣りわっしょい」の特徴でもある。
本気の体当たりで挑み、釣れなかったときは出演者たちがしっかり悔しそうにしている姿を映す。だからこそ、釣れたときの感動も倍増しになるのだ。釣りをする以上絶対に起こる「静と動」をもコンテンツにしている同番組は、本当の釣り好きにとって貴重なオアシスになるのではないだろうか。
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