J.Y. Parkも感動の連続　日本合宿最終審査「チームミッション」＜Nizi Project Season 2＞

「上手くできる人より、上手くなりたいと思う人がもっと好きです」

次は、ハルをリーダーとした、ユウ、タイチ(神奈川)、タカトの「JET BLACK」チーム。「パワフルでカッコいいイメージを魅せられるメンバー」として、J.Y. Parkが選んだ4人。曲は、2PMの「Without U -Japanese ver.-」。スター性テストで高い評価を受けた参加者たちなので、演技力と雰囲気をしっかり演出してほしい、と期待しての選曲だ。

この曲では、タカトとユウの歌声を合わせる事が重要なのだが、なかなか揃わず、ボーカルトレーナーから「あなたたちは、1つの歌を歌ってるの！わかる？」と指摘を受ける…。特に歌い出し担当のユウは「あなたが間違えると、みんな間違っちゃうの」と、厳しく指導された。「自分がダメだとチームの評価も下がってしまう。もっと練習しないと…」と、プレッシャーで悩みのループに陥ってしまうユウ。

次々に厳しい指摘を受け、レッスンが終わった後ホテルに戻ってからも練習を続ける4人。歳も近く、励まし合える仲で、練習を積み重ねるうちにどんどん絆が強くなっていった。「みんなで1つになって。全部伝えよう！全部吐き出せ！」とリーダー ハルが率先してチームへ気合を入れて本番が始まった。

ユウが歌い始めると「おっ！」とビックリしたリアクションのJ.Y. Park。のめりこむように彼らのパフォーマンスを見つめる。そして終わった途端、思わず声を出しながら大きな拍手を送り、「4人が1人のように見えました。それがまさに“チームワーク”です。感動的でした」と、高く評価した。

「動きを合わせる一段階上が、感情を合わせる事で、それが出来ていた」と、誉め言葉が続く。そして、ユウに「最初の姿からは信じられない」と、彼の成長ぶりに驚きを隠せなかった。大きな笑顔を見せるユウに「僕は、上手くできる人より、上手くなりたいと思う人がもっと好きです。何故なら、そんな人がもっと高い所に行けるからです」と、称賛の言葉を贈った。

タイチ(神奈川)は「声量も豊かだったし、ダンスも動きが大きかった。期待以上」と高い評価を受け、彼は驚いたような表情を見せた。ダンス・レベルテストで15位だったが、「来てください」と、ダンスキューブを与えた。これで彼も3つのキューブを獲得した。