コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、なりたりえさんの漫画「やさしい言葉にしてくれて、ありがとう」。
作者であるなりたりえさんが9月9日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9,200件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではなりたりえさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
なりたりえさんが家の中で、旦那さんと2人のお子さんがとある部屋に集まっているところを見つけた。しかし、なりたりえさんが話しかけると「ママ、今はこないで!」「ママにはないしょなの!」「ママ、ないしょだからこないで~」と追い出されてしまう。なりたりえさんは「ないしょ」という言葉を聞いて、学生時代に内緒話をしながら仲間外れにされた出来事を思い出していた。しかしその言葉は、家族のサプライズによってやさしい言葉に書き換えられたのだった。
本作が公開されたX(旧Twitter)のコメントには「染みるなあ」「暖かい内緒話はジーンときました」「泣いた」「愛されてますね。かわいい」などの声が寄せられている。
――「やさしい言葉にしてくれて、ありがとう」を体験したときのお気持ちをお教えください。
ないしょという言葉から、昔の切ない思い出がふっと浮かびました。でも実際は、とても優しい「ないしょ」だったとわかり、とても嬉しくて、泣いてしまいました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
同じ言葉でもこんなに優しくなるということ、思い出はぬりかえられるということを描きたかったです。
――本作の中で特に印象に残っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
子供達が「じゃーん!」と嬉しそうに作った棚を見せてくれるシーンが印象的です。その時の笑顔や嬉しさが、ありありと思い浮かびます。
――温かみのある画風が素敵ですが、描くときのこだわりがあればお教えください。
優しさやあたたかさ、笑顔を届ける漫画を描けたらいいなと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
これからも、日常の、何気ないけど幸せな出来事を描いていきたいです。読んで、笑ったり共感してもらえたら嬉しいです!
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