10月23日(月)から11月1日(水)の10日間で開催される第36回東京国際映画祭にて、サーチライト・ピクチャーズ提供のヨルゴス・ランティモス監督作「哀れなるものたち」、タイカ・ワイティティ監督作「ネクスト・ゴール・ウィンズ」、アンドリュー・ヘイ監督作「異人たち」の日本最速上映が決定した。また、「ネクスト・ゴール・ウィンズ」と「異人たち」の2作品はガラ・セレクション部門へアジアン・プレミアとなる出品が決定した。
2024年1月26日(金)公開予定の「哀れなるものたち」は、アカデミー賞(R)最多10ノミネート、全世界で大ヒットを記録した「女王陛下のお気に入り」(2019)のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結して描く最新作。本作は、先日開催された第80回ヴェネチア国際映画祭で見事最高賞である金獅子賞を受賞し、早くもアカデミー賞(R)最有力候補として話題沸騰中。
物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)の誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。貪欲に世界を吸収していくベラは平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった。
2024年2月23日(金)公開「ネクスト・ゴール・ウィンズ」は、タイカ・ワイティティ監督が、第92回アカデミー賞(R)脚色賞を受賞した「ジョジョ・ラビット」(2020)以来、サーチライト・ピクチャーズと2度目のタッグを組んだ最新作。
2014年に、「ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦」としてドキュメンタリー映画化もされた、奇跡の実話をベースに、「ソー:ラブ&サンダー」(2022)などのハリウッド大作から、「ジョジョ・ラビット」といったセンスとユーモアにあふれた心打つ感動作まで幅広く手掛けるワイティティが監督・脚本を務め、独自の世界観とユーモアを盛り込みつつ描く感動の物語。なお「ジョジョ・ラビット」などサーチライト・ピクチャーズの過去作はディズニープラスで配信中。
2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)が就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか。
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