2024年春に公開を予定している「異人たち」は、日本を代表する名脚本家・作家、山田太一が1987年に発表した長編小説「異人たちとの夏」を、「荒野にて」(2017)、「さざなみ」(2015)などの作品を送り続ける監督・脚本家のアンドリュー・ヘイの手により再映画化する。
夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は、謎めいた住人、ハリー(ポール・メスカル)に出会い、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるに従って、アダムは遠い子供の頃の世界に引き戻され、12歳の時に亡くなった両親(ジェイミー・ベル、クレア・フォイ)が、そのままの姿で目の前に現れる。信じられない再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされ、アダムは代え難い安らぎの時を過ごすが、その先には思いもしない世界が広がっていた。
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