桃月なしこ「本心から芝居をやりたいと言えるようになった」、芝居に対する気持ちの変化を明かす<灰色の乙女>

2023/09/26 11:30 配信

ドラマ インタビュー

本心で「芝居をやりたい」って言えるようになりました

桃月なしこ※ザテレビジョン撮影


――桃月さん自身のお話として、”可愛すぎるナース“としてネットで知られてデビューから6年、上京して5年が経ちますが、お仕事に対する気持ちに変化はあったりしましたか?

そうですね。自分のデビューが22歳とかなので、まだ10代の頃から始めての5年だったら、まだまだ未来は明るいねという感じだと思うんですけど、やっぱり22歳から始めた5年、6年って結構長く感じますね。お芝居のことで言うと、いわゆるアラサーの歳になってきたので、学生役がなかなかしづらくなったり、選ばれにくくなったりするだろうなって。逆に、アラサーの役だったり、結婚する・しない役や、もしかしたらお母さん役のオファーが来るかもしれないんですけど、そういう風に、できる役、できない役っていうのがちょっとずつ出てきたことに焦りを感じ始めたというのはあるかもしれません。

――元々、お芝居がしたいという強い思いがあったんでしょうか?

いえ、最初は凄く演技がやりたいという気持ちはなくて、明確な目標はありませんでした。演技も元々やっていたわけでもなかったですし、映像作品もたくさん見てきたタイプではなかったから、演技をすることに対して苦手意識も強くて。「演技やりたいです」って口で言ってはいるけど、いざ仕事に行くと、ちょっと戸惑ってしまって100%で喜べない自分がいたりしました。でも最近は、やれることとやれないこと、自分の中でも、楽しいことと楽しくないこと、得意なことと苦手なことっていうのがちょっとずつ分かるようになってきました。

――それには何かきっかけがあったりしたんですか?

魔進戦隊キラメイジャー」かな…。戦隊ものに出させてもらって、演技って楽しいかもって思えるようになって、そこから演技への気持ちも変わったような気がします。それこそ連ドラにレギュラーで出たいっていう目標を立てられるようになって、言い始めたら今に繋がったっていう感じですかね。

――なるほど。では、今は芝居をやっていきたいなという気持ちが強くなってきているんですね。

そうですね。今では本心で「芝居をやりたい気持ちが強くなってきています」って言えるようになりました。これまではちょっと自分に嘘をついてたところがあったんですけど(笑)。

”自分“を模索し続けている、バラエティも芝居も今以上に頑張りたい


桃月なしこ※ザテレビジョン撮影

――お芝居に限らず、コスプレイヤー、モデルとしても活躍をされていますが、過去には准看護師をされていたということで、桃月さんは幅広くなんでも器用にこなしていくタイプだなあと。

いや、器用貧乏なんだと思います。一定のところぐらいはできるけど、何かその、飛び出てできるものとか、すごく苦手なものがあるっていうわけではなくて。
得意苦手があったら、得意なことはもちろん仕事に繋がりやすいですし、苦手なことだって逆にそれが仕事になることもありますよね。だから、どっちかに振れてたほうが仕事には繋がると思うんですけど、私の場合はどっちでもなくて普通なんです。だから、今もなお「自分とはなんなんだ」って、ずっと模索してます。

――今後、やってみたい役やお仕事はあったりしますか?

悪役をやってみたいです。あと、マクドナルドのCMがやりたい! 何よりマクドナルドが好きだし、高校の3年間バイトをしてて、高校生からずっとマクドナルド一筋です!

――是非、実現したら嬉しいですね。

はい! でも、もちろん役者として、もっとキャリアを積んでいきたい気持ちが一番大きいです。そして、今まで通り雑誌のお仕事もこれからも継続してやっていきたいですし、まだ経験のないことも挑戦していきたいなと思っています。という感じで、お仕事も今まで以上に頑張っていきたいです

桃月なしこ※ザテレビジョン撮影

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