趣里がヒロインを務める、10月2日(月)スタートの連続テレビ小説「ブギウギ」(毎週月~金曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)に、小雪、黒田有(メッセンジャー)が出演することが発表された。
大正の終わりごろ、大阪の下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子。小学校を卒業した鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになり、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。必死に稽古にはげんだ鈴子は、メキメキと成長、抜群の歌唱力で頭角を現していく。
昭和13年、鈴子は上京。そこで人気作曲家と出会い、大きく運命が変わる。鈴子は、作曲家の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手に。しかし、戦争が始まると、鈴子が置かれた状況は一変。鈴子の歌っていた歌は「敵性音楽」となり、鈴子の舞台での歌や踊りが厳しく制限されてしまう。
さらに、鈴子の弟は出征。また、ちょうどその頃、鈴子の母も病気で亡くなってしまう。不幸が重なり悩んでいた鈴子の前に、ある青年が現れる。二人は恋に落ち、やがて結婚を誓いあうまでに。しかし、青年の家族は大反対、なかなか結婚が実現しない。やがて戦争が終わり、鈴子は青年の子を身ごもる。ところが、青年は病にかかってしまう。
会えない日々が続き、そして、臨月の鈴子のもとに届いたのは青年の訃報。死に目に会えず、結婚もできないままの別れ。数日後、鈴子は一人で娘を出産。鈴子は、一人で娘を育てながら舞台で歌う。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」。明るく、飾らず、全身で歌う、鈴子の真骨頂。戦後の傷ついた日本に、その歌声が響き渡る。
鈴子の歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていき、鈴子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていく。
小雪が演じるのは、村山興業社長・村山トミ。村山興業とは、福来スズ子(趣里)の最愛の人・村山愛助(水上恒司)の実家であり、日本有数の興行会社。トミは、女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた関西の女性だ。
そして、黒田は、村山興業の東京支社長・坂口を演じる。坂口は、東京の支社長であると同時に、トミから愛助の東京での生活を面倒見るように言われている。叩き上げの強面だが、実は情にもろい性格。
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