コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、桜木きぬさんの漫画「3歳から10年間ピアノを習ったら…」。
作者である桜木きぬさんが9月9日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、5,800件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では桜木きぬさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
作者・桜木きぬさんの息子さんは、幼い頃から音楽に触れながら子どもの基礎能力を伸ばすとされる習い事・リトミックに通っていた。しかし幼稚園入園をきっかけに、リトミックを辞めてピアノ教室へ通うことになる。桜木さん自身はピアノが弾けなかったが、ピアノが大好きな息子さんのために毎日の練習に付き合った。時には息子さんがスランプに陥ることもあったが、その都度向き合い続けたという。
いつしか息子さんは中学生になっていた。塾や部活のためにピアノを辞める子が多い中、ピアノを辞めるつもりはないという。しかも「自分のお小遣いでシンセサイザーを買いたい」と言うまでにのめり込んでいた。ピアノ教室は3歳から始めて既に10年も続けており、桜木きぬさんは改めて息子さんの成長を実感したのだった。
桜木きぬさんのX(旧Twitter)には「こんな芯のある子に育って欲しい」「続けていける力は尊敬します」「素敵ですし頼もしいですね」「すごい…すごい話だ…」などのコメントが寄せられている。
――「3歳から10年間ピアノを習ったら…」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
まさか10年続くと思ってなかったので、感動して描きました。しかもピアノや音楽作成が好きな様子なので、それも嬉しくて描きました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
全然音楽の知識がない親が、わからないなりに寄り添っている様子をみていただければと思います。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
公園での決闘シーンは、あまり描いたことがないバトルマンガ調で気に入っています。
――本作をはじめ、息子さんに関する作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。
子どものマンガに関わらず、エッセイマンガはアルバムがわりに描いています。後から自分が振り返って楽しむために描いています。
――今後の展望や目標をお教えください。
細く長く、生活を記録していきたいと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
ものすごく軽い気持ちで描いているので、世間話を聞くような軽い気持ちで読んで下さい。
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