――今回は「100歳の姿で婚活をする」がコンセプトですが、ご自身が100歳になったとき、どんな自分になっていると思いますか。
田中:100歳か〜。外見は真っ白でふくよかになっていたらいいなと思います。中身はもうずっとふわふわしていたいです。孫たちに何かいわれても笑っていて、歩く速度も10分経ってようやく動いているのがわかるくらいの速度で…穏やかに生きていたら最高です。
高梨:100歳なんて、まだまだ先って思っていましたが、1年って本当に「あっ」という間に過ぎていってしまうなと感じています。外見や体力などはもちろん変わっていくものだと思いますが、内面はいつまでもパワフルに人生を楽しみたいですね。
――もし今、自分が出演者と同じ立場で「100歳の姿で婚活をする」ということになった場合、どんなアプローチや作戦を考えますか。
高梨:今回、この番組を見て思ったのが、男性陣って相手が求めていることより「自分がこうしたい」が前面に出てきちゃうことが多くて…。すごくもったいないなって感じていたので、私はとにかく相手を知った上で、自分がどうするのが相手にとっていいのか…相手主軸で考えるのがいいのかなって思いました。
田中:僕は歌を歌います(笑)。
高梨:えっ、100歳の顔で何歌うの(苦笑)?
田中:歌で愛を届けよう…とかは全然思ってないですが、僕が歌ったときの相手の反応を見ます。僕は、ボケたときにどんなリアクションをしてくれるのか、どういうツッコミをしてくれるのかが結構大事なので。わざとちょっと相手を困らせるような、声を変えてみたり、何か遊び心をくすぐるようなことをすると思います。
――今回の番組を見て、恋愛に限らず“コミュニケーション力”がすごく大切だと実感しましたが、おふたりが人と付き合う上で大切にされていることは何ですか。
田中:僕はずっと昔から飾らずに自分そのままでいるということは心がけています。それと、持論ですが、相手のことを知りたかったら、自分もオープンに教える。それ以外に、相手を知るすべはないと思っているので、そこは実行しています。
高梨:私も自分を飾るとか気遣う必要もなく、自然でいられる時間がやっぱり大事だなと思います。男性でも女性でも、その人を本当に好きになって付き合っていくことで、一緒にいる時間も楽しいし、付き合いも長くなるし。自分も飾らないし、相手にも自然体でいてほしいからこそ、相手にも飾らせないという環境を作れるようにできるといいなって思っています。
――この番組は、「100歳の姿で婚活をする」ということで、人間の内面にフォーカスしている点が魅力だと思います。しかし逆に言えば、人付き合いをする上で“ビジュアル”は大きな“情報”であるとも思えますが、おふたりが美を保つためにやっていること、ビジュアル面で気をつけていることを教えてください。
高梨:その場のTPOに合わせて洋服とかは気をつけています。誰と会うのかとか、どこのお店に行くのかを考えるぐらいですかね。
田中:僕は、今、自分史上1番ビジュアルに気をつけています!
高梨:えっ、なんで?
田中:最近演じた役で、ビジュアル面のリクエストを受けて、すごく気をつけて頑張っている最中です。今少しサボり気味ですが、今年の年末には田中圭史上1番のビジュアルになっている予定です!
――最後に、この番組の見どころや読者へのメッセージをお願いします。
田中:この番組は「100歳の姿で婚活をする」ということで、今の顔がわからないからこそ、これで結ばれたら本物かもしれない…と、僕は思いました。個人的には、カズヒコさんが熱く真っ直ぐで、不器用なところもあって、すごく応援したくなったので、今どうなっているのか気になっています。
高梨:私は女性ではチアキさんがピュアでかわいいな〜と思ったし、1番年上のカオリさんがお姉さん的存在でかっこいいと思っていました。男性陣はみんなかなり個性が強いので、私だったら1番真面目そうなケイさんがいいなって思いながら見ていました。出演者の方は、とにかく個性的でそれぞれ魅力がありますし、胸キュンな展開もたくさんあるので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。
田中:特に男性に見ていただくと、恋愛偏差値を上げることができるんじゃないかなと思います。恋愛リアリティーショーって女性の方がご覧になることが多いかと思いますが、ぜひ友人や同僚の男性にも教えてほしいです。この番組を見て恋愛偏差値を上げれば、今後の世界平和につながるかと!(笑)。
◆取材・文=綱島深雪
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