<スター・ウォーズ>最新作で“ラスボス”感たっぷりに実写初登場 冷静かつ非道な知将・スローン大提督とは

2023/10/03 07:10 配信

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「スター・ウォーズ:アソーカ」より(C)2023 Lucasfilm Ltd.

正史で初めてスローンを描いたのは、アソーカと同じデーブ・フィローニ


分析家であるスローン大提督は、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーのことも分析しているらしく、「アソーカ」第7話で部下のモーガン・エルズベス(ダイアナ・リー・イノサント)からアソーカの経歴を示された際、アナキンの名前を見て、アソーカへの戦略を変えた。そして、アソーカはスローンの筋書き通りにサビーヌの救助に向かい、まるでスローンの手のひらで踊らされているように見えた。フォースを持つアソーカは全てを予測しての行動だったのか、10月4日(水)配信の最終話がどう終結するのか気になるところだ。

もし時間があるならば、アニメ「反乱者たち」を見ると「アソーカ」の理解が深まる。制作しているのが「マンダロリアン」や「アソーカ」と同じデーブ・フィローニで、いわば“同じ血が流れた作品”と言えるからだ。シリーズ最終回のシーズン4第15話以外は全て24〜25分なので、サクサク見ることができる。

全部見るのが難しいという人は、スローン大提督が初登場するシーズン3第5話「ヘラの英雄」、彼の非道さが伝わってくる第10話「内通者」、銀河の果てに飛ばされることになるシーズン4の第15話「家族の再会−そして別れ」の3本だけでもチェックすれば、スローン大提督の最低限のキャラクター像と、物語の流れが分かるはずだ。

◆文=及川静