図鑑の謝辞には懐かしい人々の名前が並び、収録されている草花一つ一つが万太郎と寿恵子の思い出で満たされている。そして、最後に加えた1種は発見したばかりの“スエコザサ”。“スエコ”と発見者・万太郎の“マキノ”が並ぶ学名を聞いて、寿恵子は「じゃあ私、万ちゃんと永久に一緒にいられるんですね」と涙をこぼした。
「愛しちゅう。寿恵ちゃん、わしらずっと一緒じゃ」と寿恵子を抱きしめる万太郎に主題歌「愛の花」の歌詞が重なり、ラストは嬉々として植物採集をする若かりし頃の万太郎の笑顔。
美しく締められた最終回の放送後、視聴者からは感動の声が続々。X(旧Twitter)では「＃朝ドラらんまん」が世界トレンド入りしたほか、「らんまん最終回」「スエコザサ」「すえちゃん」も国内トレンドトップ10入り。Yahoo!検索ランキングでは「愛しちゅう」と「輝峰」がトップ10入りするなど、万太郎にとって大切なきょうだいの絆と夫婦の愛情が印象深く残るエンディングとなった。