実写版ゴジラの最新作「ゴジラ-1.0」が11月3日(金)、“ゴジラの日”に公開される。劇場公開を記念して、10月1日に東京ドームで行われた巨人対ヤクルト戦の始球式に、同映画で主演を務める神木隆之介が登場した。
2005年8月に東京ドームで行われた巨人対阪神戦以来、18年ぶりの始球式参加となった神木隆之介。ほぼ満員の東京ドームにて、観客の前にゴジラやちびゴジラと共に登場した。神木がピッチャーマウンドに立つと、現れたキャッチャーは「ゴジラ松井」から背番号「55」を受け継いだ読売ジャイアンツ・秋広優人選手。神木がサイドスローで投じると、その一球は秋広選手のミットに力強く収まり、観客から大きな拍手と歓声が起こった。
18年前、始球式では緊張しなかったのですが、その時は子どもだったのでことの大きさが分かってなかったですね。今回はバッターボックスの後ろで見守ってくれていたゴジラが見えなくなるくらい、緊張していました(笑)。だけど、秋広選手が頷きながらしゃがんでくれて、その表情は「受け止めます!」と言ってくれているように見えました。
ブルペン練習でお会いした時も「身長が高くて可動域が広いので、どこになげてもらっても受け止めます。安心して投げていただいて構いません」と言ってくれていたので、本番でその表情を見た時、「うわーっ!」ってなっていた気持ちがスッと落ち着きました。
今日の始球式は点数で言うと95点!ど真ん中にはいかなかったですが、ブルペン練習から考えると、僕の中ではベストを尽くせたと思います。いつかもう一度投げる機会があるとしたら、その時もまた秋広選手に受け止めてほしいですね。