“現実世界”と“異世界”の2つの世界を織り交ぜた「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」の全世界配信日&ティザービジュアル解禁

2023/10/04 08:00 配信

映画

映画「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」ティザービジュアル(C)2023 Disney

“実写”と“アニメーション”で2つの世界を描く映像表現を取り入れた、日本発のオリジナルファンタジー・アドベンチャー作品「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」。本作が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて、12月20日(水)に全世界配信されることが決定。作品の世界観が表現されたティザービジュアルも、あわせて解禁となった。

お互いの世界で“生きづらさ”を感じる2人が出会うことで始まる物語


同作は、実写で描かれる「私たちが住む現実世界」と、アニメで描かれる「ドラゴンが棲む異世界」の2つの世界の物語だ。主人公は、現実世界「横須賀」に住む空想好きな女子高生のナギ(中島セナ)と、ドラゴンが棲む異世界「ウーパナンタ」で生きる“ドラゴン乗り”の少年・タイム(奥平大兼)の2人。

ナギは、“音を聞くことで色が見える特殊な体質”がきっかけで、周囲にどこかなじめなさを感じ、ある時から繰り返し見る“空を飛ぶ白昼夢”に悩まされていた。

一方、もう一人の主人公・タイムの住む異世界「ウーパナンタ」では、数多くの浮島が空に落ちていくという異変が起こっており、英雄・アクタ(新田真剣佑)率いるアクタ空団が世界崩壊の危機から人々を救っていた。タイムはそんなアクタに憧れ空団に所属するが、ドラゴン乗りとして最も重要な“ドラゴンたちの声”を聴くことができず、“落ちこぼれ”として扱われ、居心地の悪さを感じていた。

ある日、2つの世界が交わりナギは異世界からやって来たタイムと出逢う。別々の地で、周りと少し違う自分に“生きづらさ”を感じる似た者同士のナギとタイムが出逢う時、2つの世界を巡る壮大な物語が始まる。

制作スタッフは、作品全体の監督を萩原健太郎氏が務め、アニメーション監督を大塚隆史氏、キャラクター原案・コンセプトアートを「約束のネバーランド」(集英社 ジャンプコミックス刊)の作画を担当した出水ぽすか氏、アニメ制作は「攻殻機動隊」シリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス」を手掛けるProduction I.Gが務める。

アートディレクター・森本千絵氏によるティザービジュアル


新たに解禁されたティザービジュアルは、松任谷由実やMr.Childrenなど、数々のアーティストのアルバムデザインなどを行ってきたアートディレクター・森本千絵氏が手掛けた。2人の主人公・ナギとタイムが“世界の音”に耳を澄ますように目を閉じたエモーショナルな仕上がりとなった。ナギとタイム、それぞれ“聴く”ことで悩んできた彼らが、自分がいる世界とは“違う”世界に、期待と想像を膨らませている様子が伝わってくる。