――3人になってから、こういう大会は今回が2回目だと思いますが、前回のステージから成長できたと思う部分はありますか?
あやや:その時と今回では、歌う曲がガラッと変わっているので、気持ち的には初挑戦という感じでした。
新曲の「魁」は7月頭に発表したばかりで、自分たちもまだまだ表現の仕方や歌い方、見せ方ですごい悩んでいる部分もあって、まだ完全ではなかったんですけど、完全に近づけられるように練習してきて。あと、課題曲があったので、難しいステップとか、微妙な動きとか、それぞれ癖があるので、ギリギリまで1つ1つの動作を揃えていました。
うめ:3人になると1人1人が目立って、間違えているところも分かっちゃうので、前回は振りを合わせるのに苦戦しました。
でも、今回練習してきた中で「揃えよう!」って言わなくても揃うようになってきて、それは1つの成長なのかなって。メンバー同士が信用し合えているから振りも合う、そういうところでは成長できたのかなって思いました。
――その発表したばかりの新曲「魁」ですが、どんな曲なのか教えていただけますか?
ゆりりん:「水戸は天下の魁」って言われていて、その意味も込めて「魁」っていうタイトルになったんですけど、歌詞も力強い言葉がすごい多いです。「天下統一を水戸がしてやるぞ!」っていう歌詞が取り入れられた曲になっているのかなって思ってます。
――お薦めのポイントは、どんなところでしょうか?
うめ:アイドルさんって言葉が可愛らしかったり、表現力が可愛らしかったり、歌詞が可愛らしかったりってすると思うんですけど、「魁」に関しては全部漢字というか、調べて初めて意味が分かる曲。「すごい深いのかな?」というところがポイントなんですかね??
あやや:ですね。歌詞が他のアイドルさんとは、ちょっと違っていて。やっぱり水戸は水戸黄門様が有名なので、黄門様をイメージして、昔の言葉が結構多いんですよ。「勧善懲悪」なんかは普段使わないし、こうやって歌詞を見てみると、自分たちも改めて考えさせられる部分もあるので。
最初のところとか、ちょっと戦国時代っぽい音が入っていたりするんですよ。そういう雰囲気ごと楽しんでいただけたら、いいなって思いますね。
ゆりりん:普段使わない言葉が詰め込まれていると思います。人に向かって「お主」なんて、私は絶対に使わないと思うんですよ。難しい言葉が、1カ所だけじゃなくて、Aメロからサビまで全部に詰め込まれているので、そんな特徴的な歌詞に注目して、聞いていただけたらなって思います。
あやや:最後に土下座があります。印籠を出すんですよ。そこが土下座ポイントになっているんですけど、私たちのデビュー曲「NEBAPPE☆MITOPPO」とか、土下座する曲がいくつかあって、この曲でも土下座が取り入れられているので、ぜひライブを見に来てくだった方は、この「魁」でも土下座していただけたらなと思います。
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