コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、2021年にTVアニメ化もされた泉朝樹さんの人気漫画「見える子ちゃん」で描かれた「神社で怪異を祓おうとするJK」というエピソードだ。
8月31日に投稿されたツイートには、2000いいねを超える反響があり、「展開がやばい」「無敵の守護霊感好き」「想定外の結末だった」といったコメントが集まっている。作者の泉朝樹さんに話を伺い、創作の裏側などを語ってもらった。
化け物が“見える”主人公・四谷みこが、なんとかして見えていない、気づいていないふりをする前代未聞のホラーコメディ。今回は、友人の百合川ハナと映画に行くはずが、なぜか神社についてしまう…。
X(旧Twitter)上では「このお話好き」「見えざるもののデザイン最高」「化け物がちょっとかわいく見えた」といったコメントが寄せられていた。
――「見える子ちゃん」内の1エピソードである、「神社で怪異を祓おうとするJK」は2000いいねを超える反響です。こちらついて率直な感想をお聞かせください。
自分でも好きな回ですし、「見える子ちゃん」の中でも後に大事なエピソードになる最初のキッカケのような回なので、読んでくれた方が「見える子ちゃん」に少しでも興味を持っていただけたのならうれしいです。
――「神社で怪異を祓おうとするJK」について、創作のきっかけをお聞かせください。
最初は「廃れた神社に行ったらなにかヤバいことが起こりそう」という漠然としたものだった気がします。「神様にお願いをする」という単純なことでも、何かとんでもない契約をしてしまってるのではないか、そういったよくわからない不穏な空気が描きたくてこのような形になりました。
――「神社で怪異を祓おうとするJK」や「見える子ちゃん」内にてに込めた思い、漫画を通して伝えたいことがあれば教えてください。
「見える子ちゃん」は基本的にはホラーコメディで、怖さの中にも笑える要素だったり、対比としてキャラの可愛さや掛け合いなどが面白さにつながると思っています。でも怖いものはしっかり怖く、どちらも両立させるバランスが強みだと思うので、そういう部分を突き詰めていきたいです。
――今後の目標や展望があればお教えください。
やりたいことはいろいろありますが、キャラたちに旅行とかさせてみたいですね。あとはなにかのコラボ…やってみたいです。漠然としてますが。とにかくもっと読みたいと思ってもらえるような面白い作品を描くことが目標です。
――読者やフォロワーにメッセージがあればお願いします。
作品を読んでくださってありがとうございます。連載ではもう9巻で、序盤のショートホラーコメディからストーリー展開や新キャラなども増え、どんどん面白くなっていってると思います。ぜひ、これからも読んでくれると嬉しいです。
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