乃木坂46・黒見明香が選ぶMLB“すごい選球眼”の持ち主3選【MLB連載 9-6-3のファインプレー! #4】

乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。乃木坂46の野球好きの久保史緒里・向井葉月・金川紗耶・柴田柚菜と共に結成された「乃木坂野球部」のメンバーであり、「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」としてゲスト出演する「ABEMA」のMLB中継内では、あらゆる野球データが記載された直筆の通称・黒見ノートが視聴者の間で「レベルが高すぎる」と度々話題になっている。第4回となる今回のテーマは“選球眼”。パワーやスピードが注目されがちなMLBのなかで、ボールの見極めや投手との駆け引きなど、黒見がこれまで集めたデータを通して、すごいと感じた選手3人を紹介。

＜乃木坂46内でも野球の話題が増加中＞

――前回、乃木坂46の活動の合間に、8時間ぐらいMLBを研究しているとお話されていましたが、メンバーはどんな反応が？

黒見：最初のころは私が選手名鑑などを見ていると、「何をやっているの？」と興味を持ってくれていたのですが、いまは私がノートを書いているのが知れ渡ったようで「頑張ってね」とそっとしておいてくれているという感じですね。気を使ってくれているようです(笑)。

――でもメンバーの間でも、野球の話題になることが多いようで、黒見さんが先生になっているという噂も。

黒見：先生というのは分かりませんが、例えば今年は阪神タイガースが優勝しましたが、MLBにもタイガースってあるじゃないですか。だから「阪神は、日本とアメリカで試合をしているの？」とか質問されることがありますね。ジャイアンツもそうなのですが(笑)。あとは大谷翔平選手や吉田正尚選手、ヌートバー選手など日本の選手はもちろんなのですが、例えばエンゼルスのマイク・トラウト選手の名前もメンバーには浸透しています。「トラウタニ弾」なんて言葉も知っているというメンバーもいました。WBC（ワールドベースボールクラシック）開催中には「ランディー・アロサレーナ[原田1] 選手の守備すごかったね」みたいなトークもありました。気がつくと、メンバーとMLBのことを話している時間も増えました。

野球ファン増加「嬉しい」

――女性ファンへのすそ野を広げるという意味で、黒見さんは非常に重要な役割を担っていますね。

黒見：その意味で、私が元プロ野球選手の里崎智也選手さんのモノマネをさせていただいたりしているのですが、それを見て、里崎さんのことを知らない人も興味を持ってくださったりということはありますね。少しでも多くの人に野球の面白さを知っていただけると嬉しいですね。