グラビアアイドルの前田美里が、10月8日に都内で「前田美里写真集『記憶の雫』発売記念会見」を開催した。
同作品は、グラビアアイドルの登竜門「日テレジェニック2014」に輝いた清純派アイドルの前田が人生初のフルヌードに挑戦した意欲作。読者がタイムリープできる一本の映画のような写真集というコンセプトのもと、前田は“10年前の妹”と“現代の姉”という双子の姉妹の役を作品内で演じ分けている。
会見に登場した前田は「前回写真集を出してから1年半くらいなんですけど、前回よりもさらにパワーアップして限界突破している作品となっております! まさかこんなに早くまた作品を出せると思ってなかったので、とってもうれしいです」とにっこり。
また、コンセプトや演じ分けについて「出来上がった作品を見た時に『こういう表情をしてたんだ』という発見がありました。撮影中は分からなかったんですけど、作品を見たら案外ちゃんと表現できていたので良かったです。17歳と27歳の私がはっきりと分かるようになっているので、そこは楽しんでいただけるんじゃないかと思います」と明かした。
ほか、初挑戦となったフルヌードについて「何か一個ずば抜けた表現をしたいなと思っていたので、お話を頂いた時には『ぜひやらせてください!』っていうかたちでオファーを受けました。今まで作品を残しても世の中に広まらなければ意味がないと思っていたので、この作品を通して“一個抜けた何か”でもっと知っていただける機会になればなと」と心境を吐露。
さらに、撮影について「前回のセミヌードに挑戦した時に、1ページだけ透け感のあるヌードに挑戦していたんです。そこが自分の中で結構(気持ちの)境目になっていたので、緊張はありましたけど恥ずかしさみたいなものはなかったです」と述懐した。
最後に「作品的にはヌード写真集ということになっていますが、『記憶の雫』というタイトルの通り時空を意識していて一本の映画のような作品となっておりますので、何回も何回も見ていただいて、ぜひ自分なりの考察をしていただければうれしいです!」とアピールした。
◆取材・文=原田健