「レスキューファイアー」スペシャルで、迫真の名古屋ロケ!!

2009/12/22 20:18 配信

芸能一般

ファイアー1とともに記者会見に登場した名古屋開府400年祭マスコットキャラクター・はち丸と名古屋市消防局のマスコットキャラクター・ケッシー

テレビ愛知発テレビ東京系で放送中の特撮ヒーロードラマ「トミカヒーロー レスキューファイアー」の名古屋を舞台としたシリーズ、「レスキューファイアー・名古屋スペシャル」の記者会見が14日、名古屋市内で行われた。会見には、レスキュー隊役で出演している久保翔、川田祐、中村優、福山一樹、水野真典らが出席した。

同ドラマは、“ジャカエン”という敵によって引き起こされる“超火災”に備えて選ばれたスーパーレスキュー隊が、強力なツールを使って、謎の炎に立ち向かうというストーリーで、ヒーローの活躍する姿を通して子どもたちに仲間を思いやる気持ちを伝えるとともに、防火意識をはぐくむことも狙いの1つとしている。

今回制作された名古屋スペシャルは全3話で構成され、'10年1月に3週間連続で放送される。撮影は、名古屋市や名古屋市消防局、なごや・ロケーション・ナビなどの協力の下、11日間にわたって行われ、ナゴヤドームやテレビ塔、東山動植物園など、名古屋の観光スポットをほぼ網羅した大掛かりなものに。同ドラマの千村利光監督は撮影時を振り返り、「100メートル道路を封鎖してくれたり、子どもたちやいろいろな方々をロケをやっている場所に連れて来てくれたり、(名古屋)開府400年記念事業の皆さんのおかげで名古屋城を燃やすことができました(文化財には一切触っておりません)。なぜ、燃やせるのか? 皆さんのおかげだと思っております」と感謝の気持ちを述べた。

23歳まで愛知県で生活していたという川田は「地元愛知県へ子どもたちに夢を与えるヒーローという形で帰って来られて、本当にうれしく思っています」と喜びを伝え、福山は「初めて公の場で撮影したので、いろいろな人に見守られながらやっていて、すごく暑くて苦しかったんですけど、皆さんのおかげで、何とか乗り越えることができました」と心の内を明かした。久保は「全国の子どもたちやお母さん方に名古屋の名所や良いところ、そして、夢や笑顔を伝えられたらなと思っています」と、名古屋の魅力も含めてドラマをPRした。

今回の作品には現役の消防隊も出演していて、福山は「派手さと迫力が増して、よりレスキューらしいものになった。いろんなことを学ばせていただきました」と本物の消防士の圧倒的な威力を伝えた。印象に残っているシーンについて、水野は「緊急出動して、車から降りてアクションのあるシーンが印象に残っています」と語った。また、川田はシリアスなシーンを撮影したロケ現場について、「デートで使っていた(笑)」と明かし、笑いを誘った。