松村北斗、初参加の釜山国際映画祭で「この場にお集まりいただきカムサハムニダ」とのあいさつで会場を沸かせる<キリエのうた>

2023/10/10 14:19 配信

映画 会見

「映画でもあり、コンサートでもあるような映画」


作品の内容を尋ねられた岩井監督は「音楽の映画です。様々な出来事が起きるのですが、その合間合間にアイナさんがいろいろな曲を歌い綴っていくような構成になっています。映画でもありながらコンサートでもあるような映画なので、両方楽しんでいただけるとうれしいです」と“音楽映画”としての魅力をアピール。

主人公である路上ミュージシャン・キリエを演じたアイナは「キリエは声がうまく出せないのですが、歌を歌うときは声が出ます。魂を乗せる表現方法が唯一、“歌うこと”だけです。そんな女の子の役を演じました」と自身の役柄を説明した。

また、フィアンセを探し続ける青年・夏彦を演じた松村は「決して簡単な人生ではないキャラクターでした。夏彦の人生から目を逸らさずに見てほしいなと思います。人生に色々なことと、色々な意味を持ったキャラクターとなっています」と語る。

謎の女・イッコを演じた広瀬は「とても不思議な女性を演じました。すごく面白い役だったのですが、なかなか掴みづらい女性だと思います。イッコさんにも過去があって、未来があるのだと、ちゃんと感じてもらえるように演じました」とコメントした。