向井理主演の水10ドラマ「パリピ孔明」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第3話が10月11日に放送された。英子(上白石萌歌)の仲間に天才ラッパーを引き入れようと考えた孔明(向井)の行動が、困惑もありつつ爆笑必至の展開となった。(以下、ネタバレを含みます)
同ドラマは、「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の累計発行部数160万部を突破した同名コミックが原作。魏・呉・蜀という3つの国が天下の覇権を争っていた中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生。歌手を目指す英子(上白石)を、軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリーだ。
孔明が仕えた蜀の皇帝・劉備をディーン・フジオカ、英子がバイトするライブハウス「BBラウンジ」のオーナーで三国志と諸葛孔明の大ファンである小林を森山未來が演じる。
第3話は、超大型音楽フェスへの出演宣言をした英子が孔明やミア西表(菅原小春)の助言で、オリジナル曲の制作をがんばることに。その一方で、孔明は「強力なラッパー」を仲間に入れようと動いた。
孔明がスカウトしようとしたのは、若き天才ラッパーといわれるKABE太人(かべたいじん/宮世琉弥)だ。
KABE太人は、ヒップホップ界のカリスマ・赤兎馬カンフー(ELLY)にラップバトルで唯一黒星をつけた実力の持ち主。だが、プレッシャーに弱く、バトル中に急性胃潰瘍で倒れてしまったことで、表舞台には立たなくなっていたが、スーパーでの仕事や日々の暮らしの出来事を、ラップで表現していた。
そんなKABE太人に孔明が接触した場所は、コインランドリー。衣服は洗濯中で上下青いジャージ姿だったが、特徴的な帽子に気付き、「あの帽子、『三国志』の孔明だよな…」と思ったKABE太人。そんな彼に孔明は話しかけ、「あるイベントで、ある歌手と組んでいただきたい。あなたの力が必要なのです」と申し出た。
「すいませんけど、俺、もう人前でラップしてないんで」と断ろうとするKABE太人に、孔明は「本当にそうでしょうか」と言った。そこで「では、一節」と披露したのが、ラップ。そのテンポはKABE太人もツッコんだ「お経」風だったが、KABE太人の才能を再び呼び覚まそうとする内容だった。
KABE太人に「しつこい」と言われつつ、孔明はBBラウンジで開催するMCバトルイベントでの勝負を挑んだ。
この場面は、放送前に公式Instagramで画像が公開され、話題に。本放送では、孔明のシュールな姿に加え、お経ラップが笑いを誘った。
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