瀬ヶ崎が「急にどうしたの?」と尋ねると、葉は「すみません、すごく具合悪そうだったので、つい」と答える。隠していた体調不良を見抜かれて驚いた瀬ヶ崎は緊張の糸が切れたのか、バランスを崩して葉の肩にもたれかかる。葉が瀬ヶ崎のおでこに手を当てると瀬ヶ崎は発熱していた。
葉が瀬ヶ崎の自宅に連れて帰り、介抱してあげる。葉が帰ろうとすると「帰んないで」と引き止める瀬ヶ崎。そして、おなかが空いたという瀬ヶ崎に葉はカレーを作る。しかし、カレーは生煮えでとてもおいしいものではなかった。
瀬ヶ崎は堪えきれずに笑い、「普通看病って言ったらおかゆとかさ」と言う。葉が「すみません」と謝ると「いや、これでいい、クソ元気出たわ」と瀬ヶ崎は言う。葉にカレーを全部タッパーに詰めるように言い、瀬ヶ崎は「このカレーがまずいことを知ってるのは俺だけでいい」と心の中で思うのだった。
あの瀬ヶ崎が弱っている姿だけでもキュンとなるのに、葉に甘えるようすにさらに萌えてしまった。
◆構成・文=牧島史佳
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