菊池風磨“饗庭”「公務員なめないでくださいね」ノリが軽く脱力系だが仕事ができる“徴税吏員”の物語が開幕<ゼイチョー>

2023/10/13 17:00 配信

ドラマ

『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』が10月14日(土)にスタート(C)日テレ

菊池風磨主演のドラマ『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)が10月14日(土)にスタートする。

徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く作品


原作は、2016年から2017年にかけて「BE・LOVE」(講談社)で連載された、慎結による「ゼイチョー!~納税課第三収納係~」。同作は、滞納者の「お金と心」に寄り添う徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く、魂揺さぶる“ヒューマンエンターテインメントドラマ”。

ノリが軽く脱力系だが仕事のスキルは超一流の饗庭蒼一郎(あいばそういちろう/菊池)と、そんな彼とバディを組む百目鬼華子(どうめきはなこ/山田杏奈)は、市役所納税課で、滞納されている税金を納めてもらう仕事・徴税吏員として働く公務員。税金滞納者の経済状況を把握して自宅を訪問し、時に財産を差し押さえ、税金を納めてもらうように促す“税金の取り立て屋”的存在だ。

しかし、饗庭の本当の職務は税金をただ取り立てることではない。滞納せざるを得ない“払えないワケ”を持つ市民の事情に寄り添い、救う方法を模索していく。

第1話あらすじ

『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』より(C)日テレ

第1話は――

みゆきの市役所納税課徴税第三係に勤める徴税吏員・饗庭はお堅いイメージとは裏腹に、饗庭はノリが軽くて人たらし。柔和な笑顔とコミュニケーション能力の高さで市民の懐に入り込み、豊富な税金の知識と巧みな話術で問題を解決していく。

そんな饗庭率いる第三係に、新人の華子がやってくる。饗庭とは正反対に、税金滞納者を真面目に追及する猪突猛進タイプの華子。係長の橘(光石研)は、研修のときから優秀だと買っているが、役所内でも敬遠されがちな徴税吏員の仕事を自ら希望してきた華子に、同じ三係のメンバー、浜村(白洲迅)や増野(松田元太)、加茂原(鈴木もぐら)、鷺沼(猪塚健太)は「信じられない」と首をかしげる。そんな華子には徴税吏員になった深いワケがあった。

饗庭と華子は、住民税を滞納している和菓子屋『喜泉』の主人・泉喜和(いずみよしかず/笹野高史)の元を訪ねる。店の借金返済に苦しむ泉は3年分の住民税を滞納中だが、その割に固定資産税だけはしっかり納めているから不思議だ。何か事情があるのでは…と裏を読む饗庭は、家に上がるなりさっそく税金を徴収しようとする華子をよそに、のんきに世間話を始める。

――という物語が描かれる。