妹が風邪を引いた思い出話をする龍司。天は両親が共働きだったために子どもの頃、風邪を一人で治さなきゃいけないと思って寂しかったことを話す。それを聞いて龍司は天の手を握り、「居るよ」と安心させてやる。天は「うん」と安心して目をつむる。
天が目を覚ますとすっかり暗くなって龍司は居なかったが、おばあちゃんのいる居間に天が行くと、龍司が居た。驚く天に「起きた?」と声をかける龍司。天のおばあちゃんに挨拶すると、龍司は天に「お大事にな」と言って帰ろうとする。天が「待っててくれたの?」と聞くと、「顔見たかっただけだから」と言って帰っていくのだった。
押し付けがましくない龍司の優しさが、天とともに見ている方も心に染みた。
◆構成・文=牧島史佳
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