ホームドラマにちなみ、「家族とうまくやっていくコツは?」と問われると、「そんなのこっちが聞きたいですよ」「永遠のテーマだよね」と口々に言い合いながらも、まずは小池が「うまくやっていこうとは特に思っていなくて、せっかく家族になったんだったら、人生ジェットコースターのような出来事が起こるけど、一緒にチームとなってそれを乗り越えていくみたいな、それを楽しめる関係性になったら結果的に家族がうまくいくんじゃないかなと思って日々過ごしています」と回答。
続けて、「家族で向き合っちゃうとけんかしたりとかするから。なんかよく言いますよね、“向き合うんじゃなくて、同じ方向を見る”みたいな。それは両親にも言われたので、その教えで接してます」と語った。
吉岡は、「昔、“亭主元気で留守がいい”なんていうのがはやりましたけど、会わないほうがいいんじゃないのっていう(笑)。距離感は大事なのかなって思いますよね。だからきっと万里江が世話好きになりすぎるとこういう駄目な男たちが出来上がってきちゃったりするから、距離の取り方なのかなとは思います」と持論を展開。
最年少の作間は、「何も気にしないようにしています」と答え、「母親とか父親に対して気を遣うと逆に気を遣われちゃうので、作間家は思ったら言うみたいな。我慢せず言ってみる、みたいな感じですね。けんかがあまり好きじゃないので、言ってどうにかなるのが嫌だなと思って言わない時期もあったんですけど、最近は逆に不安にさせちゃうなと思って言ってます」と、大人になってからの家族との関わり方を明かした。
小林は、「難しいけど、リスペクトの気持ちを相手に持つというのはあるかなと思いますね。基本的に僕にないものをいっぱい持っているし、“すごいなと思える”ということも大事なんじゃないかなと思います」と話し出す。
しかし、西堀から「リスペクトというのは、家族に対して言葉に出すんですか?」と聞かれると、「出さないね、気持ち悪いよね(笑)」と即答し、「子供にだったら『すごいねお前。俺できないから』というような言い方はしてますけどね。奥さんとかには言いにくいよね…」と苦笑い。
それを受けた西堀から「奥さんだって言ってほしいでしょ?」と話を振られた小池は、「まぁでも感じていらっしゃるんじゃないですか?言ってほしいですけどね、もちろん。ちょっとした表情で、そういうのって女性の方が敏感だから、感じてると思いますよ」とフォロー。
続けて、「そもそも男の人と女の人は生き物が違う。相手を変えさせるとかって思うのもすごく傲慢だから。それもリスペクトかなと私は思ってます。全然違う生き物だから、元気ですくすく育ってくれたらそれでいいというか。一緒にいてくれるだけでいい」と思いを明かした。
最後に、小池が代表して「今日見ていただいて伝わったかと思いますが、みんなで仲良く笑いながら撮影は順調に進んでおります。深堀家の中でいろいろな騒動が巻き起こりますが、ある一家の出来事をこの3カ月間ちょっとのぞき見する気分で、ニヤニヤしながら気軽な気持ちで楽しんでいただければと思います」と呼び掛け、終始和やかな雰囲気で会見は終了した。
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