61作品にも及ぶ長編アニメーション映画を世に贈り出してきたディズニーが、今年創立100周年を迎えた。創立記念日である10月16日には、オリジナル短編映画「ワンス・アポン・ア・スタジオ-100年の思い出-」を、12月15日(金)公開予定のディズニー・アニメーション最新作「ウィッシュ」と同時上映することを発表した。
ディズニー最新作「ウィッシュ」と同時公開が決定した「ワンス・アポン・ア・スタジオ-100年の思い出-」は、ディズニーの歴史を感じさせる豪華な作品となっている。本作は、10月16日にディズニープラスにて<字幕版>が配信されているが、特別吹替版が劇場でのみ堪能することができる。
本作の舞台は、カリフォルニアにあるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。ミッキーマウスとミニーマウスの合図で、壁に飾ってある額の中からキャラクターたちが次々と飛び出しアニメーション・スタジオ内に登場する。歴代の長編及び短編映画から543ものキャラクターが勢ぞろいするかつてない演出を楽しむことができる。
プロデューサーを務めたイヴェット・メリノは、「これはとても大事な作品。文字通り100年に一度のチャンスです。私たちディズニーがやってきたことを祝福する映画なのです」とコメントしている。
最新作「ウィッシュ」は、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が贈る、ディズニー100年の歴史の集大成となる新たなドラマティック・ミュージカル。先日、女優の生田絵梨花が、主人公アーシャ役の日本版声優を務めることが決定し話題を呼んだ。
同作は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く作品。これまで、「白雪姫」、「ピノキオ」、「シンデレラ」など、ディズニー作品の主人公たちは強く願う力で道を切り開いてきたが、本作はそんなどの作品の世界よりも前から存在するファンタジーの世界、どんな“願い”も叶うと言われている“ロサス王国”を舞台にした物語。
その主人公となるヒロインは、“願いの力”をまだ知らない17歳のアーシャ。前向きで明るく、王国の人々を大切に思っている。しかしアーシャはある出来事によってこの夢のような王国に隠された“裏の顔“を知り、ディズニー史上最も恐ろしいヴィランに立ち向かう。
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