ソヒは「名品ボーカル」を選択し、ナ・ユングォンの「僕だったら」というバラードの名曲を熱唱。叶わない片想いの気持ちを伝えるせつない歌を、情感たっぷりに歌うソヒ。バラエティの1コーナーと思えないほどの見事な歌声で、メンバーは「泣きそうになっちゃったよ」と感動し、ファンたちも「聴き入ってて投票忘れるところだった!」「私、今、恋に堕ちたんだけど」など、心を奪われまくった様子。文句ナシの認証となった。
最後のアントンが選んだ「多情ボス」は、すば抜けて情が深い、優しさが溢れてる人、という意味。彼へのミッションは「歌詞の朗読ASMR」。彼が読む歌詞は、ユン・サンの「Someone A」。この歌を知ってるか、とDDに尋ねられた彼は「もちろん」と答えた。それもそのはず、ユン・サンはアントンのお父さんなのだ。父親の書いた歌詞を囁くように読むアントン。その声は心地良くて、メンバーもその場で寝る体制に。ファンも「耳がとろけそう」とウットリ。もちろんファンの判定は“○”だった。
全員が「MYキーワード」を獲得した後は、「チームキーワード」に挑戦。「ボーカル新人」「パフォーマンス新人」「ビジュアル新人」「チームワーク新人」から選ぶのは1つだけ。どれにしようか、とメンバーたちがショウタロウに尋ねると、「僕は…ビジュアル新人がいい…」と恥ずかしそうに告げ、メンバーもファンも大盛り上がり。キーワード獲得の為のミッションは「ビジュアルライブ」。「MEMORIES」をいつもよりビジュアルを強調してパフォーマンスして、キーワードを獲得した。
彼らは「NPOP」のようなリアリティーショーに出演するのは、初めてとの事で、実はとても緊張していたんだとか。「でもファンのみんなと一緒だったから、上手くできました」と言うウォンビンに、メンバーたちもうなずき、口々にファンへお礼を述べた。そして、ソヒは「これからファンのみんなともっとたくさん交流したい。もっと会いたいです。もっと!」と、何度も「もっと」と言って、ファンへの想いを爆発させていた。
“STAGE N”では、「Get A Guitar」を披露。制服をアレンジしたような白シャツベースのさわやかなルックと私服っぽいファッションがくるくる変わり、学校とオフの姿を見せるような演出で楽しませた。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部