亀梨和也、主演映画「怪物の木こり」ワールドプレミア盛況に「すごく安心しました」

2023/10/19 12:00 配信

映画

シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭に亀梨和也と三池崇史監督が参加(C)2023「怪物の木こり」製作委員会

10 月 5 日から10 月 15 日にかけてスペイン・シッチェスで開催された「第 56 回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」に、映画「怪物の木こり」(12月1日<金>全国公開)で主演を務める亀梨和也、本作のメガホンをとった三池崇史監督が登場した。ÒRBITA(オービタ)部門のクロージング作品として上映された本作のプレミアイベントには約 1200 人の観客が集結し、盛り上がりを見せた。

亀梨、初スペインでロストバゲージのトラブル


今回スペインを訪れるのが初めてだという亀梨は、「僕はバルセロナに到着して、衣装がロストバゲージになるというところからはじまりまして(笑)」とまさかのトラブルを明かした。無事に衣装は見つかり、翌日に行われた映画祭フォトコールと記者会見で着用することができた。

トラブルに見舞われながらも、亀梨と三池監督はシッチェスの街中を散策した。映画祭期間は、街中にはフラッグやモニュメントが立てられ、海沿いには映画祭のオフィシャルグッズショップが開店されるなど、街全体が映画祭仕様になるシッチェス。久しぶりのシッチェス訪問となった三池監督は、「日中は日差しが暖かくて、みんなフレンドリーで、人間の強さやおおらかさを感じるので。にもかわらずホラーやスプラッター、ファンタ映画をみんなで観るっていう、このギャップというのが楽しいですよね。夜の劇場はまた全然違う部分があります(笑)」とシッチェスの魅力を語った。

ワールドプレミアの会場には約1200人の観客が集結


ワールドプレミアの前に行われた記者会見に参加した2人。本作が三池監督との初タッグになった亀梨は、「今回の作品にはもちろん血もたくさん出てきますし、壮絶な現場になるのかなと思いきや、非常に穏やかな現場でした。笑顔が素敵な監督でいらして、現場は作風とはまったく逆で、非常に楽しく過ごさせていただきました」と撮影を振り返った。「次回またご一緒させていただける機会があるのであれば、さらに激しい、このシッチェスの皆さんが好きなものを存分に詰め込んだ作品でまた戻ってこられたら光栄です。そのためにしっかり準備したいと思います。『ハアーッ!』って(笑)」と笑いながらコメントし、会場の記者たちの笑いを誘った。

記者会見後に行われた、本作のプレミアイベントには約1200人の観客が集結し、血しぶきの出る描写や衝撃的なシーンでは拍手や歓声が何度も起こるなど、盛り上がりを見せた。上映終了後、亀梨は「皆さんから満足だというようなリアクションがいただけたので、すごく安心しましたね」と胸をなでおろした。「最後も皆さんがいい熱量でいてくださって、いい言葉もいただけて、ヨーロッパはもちろん、色々な場所から来てくれていらっしゃったので、すごく嬉しかったです。シッチェスで感じたお客さんの熱量をエネルギーに、公開まではもちろん、公開後も駆け抜けていきたいなと思います」と意気込んだ。

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