“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00-10:30、ABEMA SPORTSチャンネル)#14が、ABEMA SPORTSチャンネルにて10月15日に放送された。
本番組は、現在、ABEMAで生中継されているプレミアリーグやブンデスリーガを中心に、レギュラーシーズン公式戦324試合を生中継したメジャーリーグベースボール(以下、MLB)など注目スポーツの最新情報を生放送で公開しており、本放送回では、番組のスペシャルサポーターを務める元日向坂46の影山優佳に加えて、サッカー解説でおなじみの鄭大世、MLB評論家でABEMAのMLB中継にもたびたび出演しているAKI猪瀬、進行として森香澄元テレビ東京アナウンサーが出演した。
番組では、10月13日に開催されたサッカー日本代表VSカナダ代表の国際強化試合をふり返るとともに、試合後に鄭が日本代表選手をインタビューした。
鄭はまず2得点を記録した田中碧選手に直撃する。田中選手は試合について「自分の力で点を取るというのはけっこう意識していた。ミドルシュートで点を取れたのは大きかった」とふり返った。そして鄭が「ハットトリックを決めたかったのに、交代されてくやしかったですか?」と質問すると、田中選手は「たくさんチャンスはあったので…(笑)。それをしっかり決められれば、より良かった」と頭をかいていた。
また今後、さらに激化すると予想されるポジション争いを含め、2次予選が始まることについては「もちろん試合に出たいという思いもあるけど、純粋にもっともっとうまくなりたいと思っている。試合に出る出ないは、あまりまだ考えていない」と思いを明かした。
続いて、田中選手の2ゴール目のチャンスを演出した伊東純也選手に鄭がインタビューし、「代表での活躍が目覚ましいけど、意識していることはある?」と問いかけると、伊東選手は「良い選手が多いので、常に結果を出さないと自分の立場も危ういと思っている」とシビアな本音を吐露していた。
さらに鄭は、「これまでの日本代表は“ワントップ問題”が常に叫ばれていたけど、今回の試合で『この選手が代表になっていくんだな』と思った選手がいる」と浅野拓磨選手を高評価した上で、本人へのインタビューでは、「孤立してひとりで相手を背負うシーンがあった。これは、いつからできるようになった?」と問いかけると、浅野選手は「ブンデスリーガでのプレーでも孤立するシーンは多いが、実はあのようなプレーは苦手で、できたらボールを受けたくないと思っていた」と本音を打ち明けた一方で、「この試合では10本中7本を失ってもいいから、3本はチームのためにつなげられるように、“100%でやる”という感覚でプレーをしていた」とふり返った。
鄭は「ここまでワントップですごい選手は見たことがない。これからのポジションは安泰だと思う」と太鼓判を押すと、浅野選手は笑顔を浮かべた。
このインタビューを見た影山も、「浅野選手といえば、ゴールへの嗅覚や得点力、スピードが魅力的な選手。カナダ戦では、体を張って自分で仕かけるような新しい魅力が発揮された試合だった」と浅野選手の活躍ぶりを絶賛した。
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