乃木坂46・黒見明香がセレクション! 2023年MLBベストプレーヤーは誰だ? ア・リーグ(後編)【MLB連載 9-6-3のファインプレー! #6】

2023/10/20 08:00 配信

アイドル 連載

黒見明香撮影=大石隼土

<くろみんが悩んで末に選んだのは>

黒見:レッドソックスの吉田正尚選手と、マイク・トラウト選手、あと一人がとても悩みます。迷っている選手が3人ぐらいいて……。

黒見明香撮影=大石隼土

――では吉田選手から理由を聞かせてください。

黒見:吉田選手はワールドベースボールクラシック(WBC)の活躍は印象に強いですが、WBC以降、野球に興味を持った若い方が格段に増えたと思うんです。シーズンに入ってからもすごく活躍していますし、吉田選手に憧れて野球をやりたいと思う子も増えたんじゃないかなと。その意味で外せない選手だと思います。

――トラウト選手はどんな理由で?

黒見:今シーズンはケガもあって、なかなか思うようなシーズンが送れなかったのかなと感じるのですが、「トラウタニ弾」という言葉があるように、エンゼルスにおいて大谷選手とトラウト選手というのは大きな看板を背負っている選手だと思います。以前、ホセ・スアレス投手が打ち込まれた試合で、センターから投球を見ていたトラウト選手が、投球の癖を見つけてスアレス投手にアドバイスしたら、立ち直ったという話もありました。あとは大谷投手のフォーシームにびっくりしたという話もあるなど、すごく俯瞰で試合を観ている姿も偉大だなと思います。

黒見明香の黒見ノート撮影=大石隼土


――最後の選手は決まりましたか?

黒見:WBCでも活躍したレイズのランディ・アロサレーナ選手か、ガーディアンズのスティーブン・クワン選手、ホワイトソックスのルイス・ロベルト・ジュニア選手で悩んでいますが……スティーブン・クワン選手にします。

――その理由は?

黒見:何よりも外野からの返球がとても正確だなというのが魅力ですね。エンゼルスの試合でものすごいバックホームを見せたのも印象に残っています。あとはお母さんが日系のアメリカ人で、WBCの日本代表という話も出ました。結局は実現しませんでしたが、本人もすごく出たかったということも聞いています。日本愛のあるところも嬉しいですし、ベンチでチームメイトとふざけている姿などを見ても、とても素敵な人柄なんだろうなと。技術的な面でももちろん魅力的ですし、まだ25歳ということで、これからの活躍がとても楽しみなので、最後に選ばせていただきました。

――すごく個性的な“くろみんセレクション”になりましたね。次回からはナ・リーグ編をよろしくお願いします。

黒見:選ぶのはとても楽しいのですが、素晴らしい選手が多いので悩みますね。またしっかりとセレクションしたいと思います。

黒見明香撮影=大石隼土

<ア・リーグくろみんセレクション>

ピッチャー・先発:大谷翔平(エンゼルス)
ピッチャー・中継ぎ&抑え:藤浪晋太郎(オリオールズ)
キャッチャー:アドリー・ラッチマン(オリオールズ)
ファースト:ミゲル・カブレラ(タイガース)
セカンド:ブランドン・ドルーリー(エンゼルス)
サード:ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
ショート:コーリー・シーガー(レンジャーズ)
外野:吉田正尚(レッドソックス)
外野:マイク・トラウト(エンゼルス)
外野:スティーブン・クワン(ガーディアンズ)

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