「ごめん、少しだけ聞いて、言うつもりなかったけど、我慢できそうにないから。龍司くんに知ってほしい」と言って手を離すと、龍司は天のほうに向く。龍司の目を見つめて一言シンプルに「好き」と伝える天。「でも、返事が欲しいわけじゃない。俺が龍司くんを好きだってこと覚えてて」と天は続ける。
龍司が「いや、天」と話かけようとするが、天はそれを遮って「じゃ、また!」と走り去っていくのだった。
走り続ける天の鼓動が伝わってきて、見ているほうもドキドキが止まらなくなってしまった。
◆構成・文=牧島史佳
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