磯山さやか、“ありのままの姿”で撮影「20年以上の技を出しました(笑)」

グラビア界の“レジェンド”磯山さやかが、30代ラストとなる写真集「and more」(講談社)、デジタル限定版写真集「and you」を発売。10月21日に都内で発売記念イベントを開催した。

40歳でグラビアをやめる可能性も

6年ぶりとなる写真集のテーマは「デビュー23周年のグラビア原点回帰」。発売された心境を聞かれた磯山は「とても光栄といいますか、毎年のように出したいなと思っていたんですけれども、コロナ禍だったりしてタイミングがない中、今年がっちりとタイミングが合ったので、こうやってお話を頂いてありがたかったです」と喜ぶ。

10月23日に40歳の誕生日を迎えるため、30代ギリギリでの出版。「前回が30歳前半くらいなんですけど、30代のうちに出せたらいいなというか、写真集は常に出したいなって思っていたんです。それがいろいろタイミングがあって、3年前が(デビュー)20周年で、その時に出せたらいいなと思っていてお話していたんですけど、コロナ禍で海外に行くっていうことが難しい時期で、じゃあ国内で近場で撮りますかっていう案もあったんですけど、妥協したくなかったからこそ、解禁された今年っていうのが、本当に全てタイミングが重なって30代最後に撮れました」と、発売したタイミング、さらにグアムで撮影した思いなどを明かした。

「結婚したらグラビアをやめる」と宣言している磯山だが、「6年前もそう言って、『今回が最後になるかも』って言っていたんですけど、あっという間に6年がたちまして、今のところ…はい。結婚したらやめるっていう考えは変えてないです」ときっぱり。

しかし、「結婚の予定は？」と聞かれると、「ないです。今後タイミングがあったらと思うんですけど…」と苦笑い。さらに、「あと、40代でグラビアをやるというのが、デビューした時、10代の時に想像しなかったことなので、ちょっと考えられてないというか、結婚してなくても40代でグラビアを一旦…と考えております。やるかどうか」と、結婚にかかわらず今回が最後となる可能性について言及。

「“可能性もある”っていう感じです。今のところ全く分からなくてですね。カレンダーも出るんですけど、それも30代のうちに撮っているので、40代になって撮るってちょっと…今後考えます」とファンがハラハラする考えを示した。

求められる体形をファンの協力によって維持

8月にグアムで行われた撮影については、「今回のスタッフの皆さんが、私のことを一番美しく見せてくれるメンバーだったので、撮影中は年齢的なものもあったりして、体の見え方が前よりも違ってきたりするところをカバーしながら、角度とか、そういうものを調整しながら撮影しました」と告白。

撮影に向けてトレーニングなどの準備は特にしなかったと言い、「あんまり締まり過ぎてるというか、そういう磯山を期待しているファンの方って少ないので。なので、やったとしてもスクワットちょっとやってたかなぐらいで、ジムとかも行ってなかったんですよね。ご飯もモリモリ食べてましたし(笑)」と赤裸々に語る。

写真集の中ではくびれなども見せているが、「見せ方ですね。この20年以上の技といいますか、そこをちょっと出しました(笑)」と胸を張った。

体形については「基本的にずっと毎日何かしらは気をつけている」と言い、「ちょっと変わってきたりすると、ファンの方がコメントをくださるんです。『ちょっと太ったんじゃないか』とか『ちょっと痩せたんじゃないか』とか。そういう方たちのおかげで何となくキープできている感じです」と、ファンに求められる体形をファンの協力によって維持しているとのこと。

「私はもうすごく納得してる心地がいい体で、リアルな体をお届けできたかなと思います」とアピールしていた。