10月21日放送の「キントレ」(日本テレビ系※Huluでも配信)では、King & Princeの高橋海人が水族館で飼育員のアルバイトに挑戦した。
King & Princeのガチ労働企画「バイトレ」。今回、高橋が挑戦するのは、水族館の飼育員のアルバイト。
VTRの冒頭では、高橋が「どうも~」とジャンプしながら登場し、「セルフズーム」とカメラに顔を近づけるも、おでこをカメラにぶつけてしまう。続いて茨城・大洗の海を背に「“海”が近いとテンション“高”くなりますね!」と、自身の名前になぞらえて笑顔を見せるなど、いつもに増してテンションが高い登場だった。
今回アルバイトをするのは、アクアワールド茨城県大洗水族館。高橋は「飼育員は俺の憧れの職業ですよ」と言ったように、かねてからこのアルバイトを切望していたと話す。
仕事を教わるのは同水族館の魚類展示課・副参事の徳永幸太郎さん。徳永さんの担当分野がサメの繁殖と飼育だと聞いた高橋は「わぁ、格好良いですね! 憧れ!」と喜びをあらわに。徳永さんの説明もなかばに、高橋は「じゃあ早速いきましょうか」と率先して動く一幕もあった。
最初は、調餌室で餌づくりに挑戦。サメの餌となるアジを三枚おろしにする工程では、高橋が「初!三枚おろし」と見せるなど、手ごたえを感じた様子。しかし、この日さばくアジは100尾。ベテラン飼育員は1尾を10秒でさばくなど、実はスピードが求められる作業だった。
高橋は「包丁研ぎあります?」とお願いするなど、一見すると道具のせいにしていたように映ったが、研いだ包丁で作業すると「明らかに違うぞ」とコメント。はじめは3分かかった作業が46秒になるなど、大幅な時間短縮につながった。
続いて、予備水槽と呼ばれる、まだ小さい魚や体調管理中の生き物を一時的に飼育する水槽で餌やりに挑戦。高橋は「全体に行き渡るように一匹、一匹ちゃんと食べられているっていうように(するのが)大事」と、早くも仕事のコツをつかむ。しかし、高橋がサメの近くに餌を落とすも、食べずに泳いでいってしまうなど、確実に餌を与える難しさを体験した。
もう一つ飼育員の大切な仕事が、水族館で展示する生物の採集。高橋は午前4時30分に会瀬漁港に集合し、漁船に乗って採集を手伝った。飼育員の齋藤伸輔さんは、網にどんな生物がかかるか分からないという定置網の魅力を語ると、高橋も「それいいよな~海のガチャガチャ」とワクワクした様子で挑んでいた。
定置網にかかった魚の中から網でサメをすくいあげる場面では、高橋も一緒に重量のある網の引き上げを手伝った他、一人でサメを掴んで水槽に入れるなど、船上でもスピード感を保って仕事を手伝っていた。
一連の仕事を通して飼育員の生き物に対する愛情に触れた高橋は、「飼育員さんは水族館におけるめちゃくちゃ重要な魚と同じくらい重要」と語り、「ロマンある職業だなって、より憧れが強まりました」と感慨深げに語ってアルバイトを終えた。
今回は念願の水族館のアルバイトに挑戦した高橋。コーナーの冒頭で、劇団ひとりから話を振られ、「魚好きの僕、念願のお仕事をやってまいりました」と頬を緩ませたのに続き、水族館に到着した際には「ブチあがってます! あまり表に出ないタイプだけど」と、いつもに増して目を輝かせていたのが印象的だった。
また、早朝の集合にも関わらず、テンションは高いまま。高橋が「過去一で楽しみ」と船に乗り込んでいたように、どんな海の生物と出会えるのかと、心が高鳴る様子があらゆる場面で感じられた。
飼育員の仕事に対する敬意をはじめ、慣れないであろう船上での仕事もきびきびとこなすなど、憧れの仕事に携わって楽しそうに働く高橋の姿は、視聴者にも響くものがあったのではないだろうか。
◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部バラエティー班
※高橋海人の高は正しくは「はしご高」
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