――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
これまで名だたる方々が演じられてきた作品なので、とても身が引き締まる思いでした。 撮影は全て京都で行われると聞き、どっぷりと「大奥」の世界に浸かれるのだなと、怖さ半分、うれしさ半分、、(笑)。 しっかりしごいていただきたいと思います。
――「大奥」という作品の印象はいかがですか?
嫉妬、妬(ねた)み、嫉(そね)み、陰謀…。とにかく人間のドロドロとしたものがギュッと詰め込まれているイメージでした。
――ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。
とてもまっすぐで芯があり、ちゃんと“愛”がある人だと思います。 その優しさや愛情は、「大奥」の中に入ると一見弱さや甘さに見えると思います。でも、どんな環境に置かれても、何度打ちのめされようと変わらない根のまっすぐさは、家治にとって希望になるのではないかと思っています。
――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
これまでもたくさんの人に愛されてきた作品ですが、今回の「大奥」は“愛”をテーマにしています。今までとはまた違った、新しい「大奥」をお届けいたしますので、ぜひ楽しみに待っていてください。
「大奥」が帰ってきます。帰ってくるといってもただ帰ってくるわけではありません。切ない恋、叶わぬ恋、成就する恋、それでも引き剥がされる恋、そして夫婦、夫婦の愛とは何か?欲望とは何か?
愛と権力を求めて蠢(うごめ)く江戸城・大奥を舞台に、時代劇であって時代劇ではない、新たに生まれる本物の“大奥”をお届けしたいと思います。