独創性に富んだ作品を生み出し、人々を魅了し続けるダンスカンパニーDAZZLEがこの夏、初のイマーシブシアター「touch the dark」を開催!この公演は建物一棟全てを舞台とする作品で、観客は作品世界の一部として参加。ときにダンサーに導かれ、ときに自分の意志で建物内を自由に移動しながら、様々な場所で繰り広げられるパフォーマンスを五感で「体感」する体験型作品(イマーシブシアター)だ。劇中は他の観客とは違う場所へ導かれ一人一人がそれぞれ特別な体験ができる。「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩さ」をスローガンに、ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた、世界で唯一のオリジナルダンススタイルを生み出す彼らの新たな挑戦に期待!!
「DAZZLE 主宰 長谷川達也氏のコメント」
DAZZLEはこれまでの活動の中で、常に新しいことにチャレンジしてきました。ストリートダンスから派生したグループとして初めて、ストーリー性を重視したオリジナルスタイルの単独公演を行うことに始まり、それによる演劇祭での受賞、海外公演の他、ダンサーがメインを務める大型公演の演出も担当させていただきました。また、公演は全てオリジナル音源で、会場でのマルチトラック再生はダンス公演ではおそらくDAZZLEだけ。他にも、DAZZLEが扱えない道具はない、というほど数々のアイテムを用いた振付を行なってきましたし、リアルタイムでのマルチエンディングを採用したことも、未だかつて観たことがありません。
何よりも毎年公演を行い、その全てを映像作品としてリリースしているのは、DAZZLEをおいて他にはないと思います。それらは全て僕たちが成し遂げてきたこと。ダンスの世界では誰もやってこなかったことです。そして、 そんな僕たちは今年、また新たな挑戦をします。それは…
「イマーシブシアター(客参加型作品)」
海外では何年も前からすでに行われている舞台形式で、日本でも演劇やコンテンポラリーの世界で、いくつか似たタイプの作品を拝見したことがあります。では、観客参加型とは一体どういうものか。それは、例えば劇場ではない空間で、観客の皆さんは演者に導かれ、もしくは自分の意思で自由に会場を巡りながら、様々な場所で行われているパフォーマンスや美術を観劇する、というものです。これだけでも十分特殊な舞台になりそうですが、さらに!DAZZLEの舞台作品をご覧になったことのある方ならお分かりでしょう…はっきり言って「 普通じゃない」です(笑)。手を伸ばせば届く距離で行われるダンスパフォーマンス、演者の囁きに耳を傾け、実際に美術に触ることでわかる情報もあります。ただただ会場内のパフォーマンスを巡っていくだけではなく、そこで巻き起こる様々な出来事から、作品に込められたメッセージ、物語、秘密を解き明かしていただきます。
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