男女が逆転した江戸の世界を描く、ドラマ10「大奥 Season2」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合)の“医療編”、第15回が10月31日(火)に放送される。
「大奥」とは、よしながふみの同名コミックをドラマ化した作品。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸のパラレルワールドを舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を描く。
2023年1月期に放送されたドラマ10「大奥」(NHK総合)のシーズン2作目となる今作では、吉宗の遺志を継ぐ若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を映像化。“医療編”は「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるストーリーだ。脚本は森下佳子が引き続き執筆する。
第15回では――
黒木(玉置玲央)は、再び人痘の開発に尽力して欲しいと訪ねてきた家斉(中村蒼)に納得がいかず、追い返してしまう。しかし、伊兵衛(岡本圭人)や家族の説得により家斉と手を取り合う覚悟を持つ。
不穏な動きを怪しむ治済(仲間由紀恵)の厳しい目を避けながら、家斉と黒木は翻訳局を新たに立ち上げる。再び青沼や源内、意次と夢見た「赤面疱瘡撲滅」に挑んでいくも、ついには治済の耳に入ってしまう。
――という物語が描かれる。
公式HPで公開されている予告動画は、治済の「私に隠しておることはないか?」という声と共に治済と家斉、それぞれの姿が映し出され、スタートする。続けて、御台(蓮佛美沙子)がお志賀(佐津川愛美)につかみかかる姿や「もう、いや…」と泣きながらつぶやく御台を家斉が抱きしめる姿が。
また、場面が切り替わると、「関わった女どもの首をはねてこい」という黒木の声の後に、黒木がどこかに向かって歩いていく様子が流れる。そして、「たとえ化け物でも母は母じゃ」という家斉の声と共に家斉の必死な姿、「これは、仕置きせねばな」という治済の声と共に治済の曇った表情が最後に切り取られて、動画は幕を閉じる。
“男女逆転”「大奥」で、吉宗の遺志を継ぐ若き医師たちが赤面疱瘡撲滅に向けて立ち上がる物語に、どんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。
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