チェキ不足に頭を抱えるアイドル業界　でか美ちゃん「チェキ会はアイドルのふところ事情に直結」＜ABEMA的ニュースショー＞

千原ジュニアがMCを務める「ABEMA的ニュースショー」(毎週日曜昼0:00-2:00、ABEMA NEWSチャンネル)の10月22日の放送回では、インスタントカメラ・チェキのフィルムが品薄状態となっている話題を紹介した。

チェキシリーズは、現在、100か国以上で発売され、売り上げの9割を海外が占めるほど世界的に人気が上昇しているのに加え、日本のZ世代にも「アナログ感がエモい」と人気で、入手困難となっている。

番組では、このチェキフィルム不足に頭を抱えるアイドル業界の声、ファンとアイドルが2ショット撮影を通じて交流を図る、“チェキ会”を開催するアイドルのマネージャーからは、「全体の7割がチェキでの売り上げで、活動をする上でなくてはならないもの。チェキのフィルム不足はアイドル業界にとっては死活問題」と苦悩を吐露した。

自身もチェキ会を開くでか美ちゃんは、「ファンの人との思い出としてチェキ会は大事だけど、チェキ会の売り上げはアイドル自身にも分配されるので、ふところ事情に直結している」とした上で、「アイドルの収入源はグッズだけど、AKB48さんやハロー！プロジェクトさんのように、グッズを作って、各地方を回るツアーができるアイドルばかりではない。グッズを頻繁に作り替えることができないアイドルが多いし、そもそもグッズを作ることすらできないアイドルもいる。そういう子たちにとっては、収入につながる大切な手段がチェキ会となる」とさらに、「フィルム自体の値段も上がっているようで、ついさっき楽屋でマネージャーから『ぶっちゃけ、チェキ会の料金を値上げしたい。今はかなりギリギリ』と言われた」と打ち明けると、「いろんなモノの物価が上がっていて、ファンの人も生活が大変だから、ギリギリまで値上げしないつもり。だけど、ついに上がってしまった日には、事務所のフィルム在庫が枯渇したと思ってほしい」と頭を下げていた。

“チェキビジネス”の話を聞いた千原は、「チェキ会を若手芸人もやったらええんちゃうか」と言うと、オジンオズボーン篠宮は「ジュニアさん、もうやってます」と切り出した上で、「僕の所属してる松竹芸能の話ではないけど、若手芸人が出演する地下お笑いライブでやっていると聞いた」との報告に、千原は「そうなんや…。まぁ、そのうち吉本興業も立ちあがるでしょうね(笑)」と応じて、笑いを誘っていた。