小栗旬「鎌倉殿の13人」で主演男優賞「いろんなことにチャレンジできて楽しかった」＜東京ドラマアウォード＞

俳優の小栗旬が10月24日、都内で行われた「東京ドラマアウォード2023」授賞式に、川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、夏帆、バカリズム、木南晴夏、永尾柚乃、上坂樹里らとともに出席。MCは石坂浩二と日本テレビの市來玲奈アナウンサーが務めた。

今年で16回目の開催となる「東京ドラマアウォード」は、2008年に放送番組の海外展開を見据えた顕彰事業として国際ドラマフェスティバルが創設。従来のアウォードで重視されてきた“芸術性”“番組の質の高さ”といった基準とは異なる、“市場性”“商業性”に焦点を当て、“日本人として海外にみせたい”と思う魅力あるドラマを表彰する。

小栗旬「石坂(浩二)さんと“同じ時代”を生きさせていただきました」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)で北条義時役を演じ、主演男優賞を受賞した小栗。

「最初はほん弄される若者で、頼朝亡き後はひたすら鎌倉のことを背負って生きていくという役で、(大河ドラマ『草燃える』で源頼朝を演じた)石坂さんと同じ時代を生きさせていただきました」とにっこり。

後半から声を変えたのは「最初から考えながらやっていた」

石坂から「後半から声を変えませんでした？」と尋ねられた小栗は「そうですね。年齢を取ってからは。最初からずっと考えながらやっていました」と告白。

同ドラマの撮影を振り返り「いろんなことにチャレンジできて、とても楽しかったです」と充実した表情を浮かべていた。

同ドラマは作品賞＜連続ドラマ部門＞で優秀賞も受賞した。

◆取材・文＝風間直人